ジャパタリアンガール

日本とイタリアのハーフです。いつか自伝本を出版するのが夢。 創作よりは感想文が好き。

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日本とイタリアのハーフです。いつか自伝本を出版するのが夢。 創作よりは感想文が好き。

最近の記事

幼少期の記憶

私の実家の周りは田んぼに囲まれていた。 春は近所の公園に咲く桜が好きだった。花びらが多く重なっていてポンポンみたいになっているのでポンポンざくらと呼んでいた。大人になってからそれが八重桜という名前だと知った。 夏に田んぼが一面緑になる様も好きだったけど、幼少期から夏はあまり好きではなかった。近所で遊んでいたら蛇に出くわすこともざらだった。汗で体はべたべたするし、ぽっちゃり体型の私が股ずれしやすいのもこの季節だった。みんな股ずれしていないなんて意味が分からなかった。 秋は収穫

    • お宮参りの起源

      私には4月に生まれたばかりの姪がいます。 コロナウイルスの影響でお宮参りが延期になっていたのですが、今日やっと家族で行ってきました。 今日はお宮参りの起源を紹介したいと思います。 そもそもお宮参りとは、赤ちゃんがその土地の一員となったことを神様に報告する行事だそうです。 また、子どもの長寿と健康を祈り我が子の幸せを願うための行事でもあります。 古代では子どもの誕生のお祝いのためにご馳走を食べたり踊りを踊ったりしていたのが、鎌倉時代には神前に報告するようになり、室町時代には

      • ハーフのつらさ

        日本生まれの白人とのハーフとして一番つらいのは、どちらの国にも受け入れられることがないこと。特に私は日本の家族に育てられて、イタリア人の父とは面識なし。 なので私は完全に日本生まれ日本育ち、関西弁聞くと落ち着くし、歌謡曲聴くと血が騒ぐし、和食を食べると五臓六腑に染みわたる。 でも、外食すれば英語のメニューを渡され、初対面の人には国籍を聞かれる。幼いころからの事なのでもう慣れっこだけど、いつになったら自分が帰属感を持っている人達に受け入れてもらえるんだろうかとげんなりしちゃう

        • 自分の食を見直す

          私がヴィーガンの考えに触れたのは一年ほど前、タイで出会ったポーランド人の女性が家畜の現状を教えてくれたのが始まりだった。 私は特に動物愛好家でもなければ、肉を食べることに疑問なんて感じたことはない。ペットなんて、ハムスターぐらいしか飼ったことない。 そのハムスターが死んじゃった時もあぁ死んじゃったぐらいしか思わなかった。 わざわざ菜食なんて難しい選択肢を選ぶ必要性も自分がそうする可能性も感じたことなんて全くなかった。 お肉や卵のパッケージに描かれているのびのびとした動物達の