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意欲がこぼれそう

久々に山に行った。
久々に疲れた。

山の良さが何なのかというのは気分によって変わる問で、淡々と物事を考えられるという答えや自らがちっぽけであることを感じられるという答えなど、本当にたくさんの良さがあると思う。
ただのぼる、あるくという行為は単純であるがゆえにいろいろな意味を持つが、それをあるがままに受け取れるというのはひとえに山が大きいからではないか。
今日はよく眠れそうだ。

そしてここ最近はやりたいことがあふれてきてとても楽しさを感じる。
まず目標としていた英語のテストを終え、次なる勉強の目標はドイツ語へ。
ドイツ語検定3級に申し込んだので、必死に勉強していきたい。
ただ注意すべきは、英語の勉強もやり遂げるには至らなかったから初志貫徹するためにどうすべきかが考える点である。

つぎに、初めにも述べた登山である。
サークルの新歓で登山に行かせてもらって、日常の中に山がある良さを思い出せた。
すごいポジティブな刺激であるから、大切に生活に慣らしていきたい。

また、物理と数学の勉強が楽しい。
これは大学生の責務として行っているに近いけれど、勉強の心地よさを感じながら行えている。
まだ授業内容に及ぶ理解はかなわないが、それでも積み上げる学問であるから、ひとつづつ批判しながら自分の中身を獲得していきたい。

さらに言えば勉強が楽しい。
授業の内容が知識から考え方に転換したように感じられて、代謝が盛んになっている。
哲学などやる気はあるが授業を見られていない科目にも改善を施したい。

まだまだあって、読書にまたハマりそうだ。
受験を経てめっきり本を読まなくなるのではないかと一時期怯えもしたが、影も見せずに読書欲はすくすくと育っている。
良い変化としてみるジャンルがあり、受験以前は思想あるいは物語しか読まなかったけれども、受験を経て学問的な内容や新書などをよく読むようになった。
共テ現代文への対策の影響が大きい。
興味の質が変容する気配を感じるからじっくり見守りたい。

そして楽器の大会への参加である。
何の楽器かの明言は気分的に避けるが、とりあえず長い間習ってきた楽器には違いない。
大学でも続けることにしたが、そこで一回打ち込んでみようと思い今参加を検討している。
今までの自分の腕は趣味と呼べる程度だと思っているが、そのためにはそこからさらに腕を上げなくてはならない。
私がなぜこのようなことを考えるというのは、あることがきっかけで打ち込むことの良さに近づいたからだと思う。
響けユーフォニアムで久美子が泣きながら「うまくなりたい」と叫んだ衝動にあこがれて、でも結局高校ではそう言えるほどものに打ち込めなかった自分がいた。
今、自分の何かを変えなくてはいけないと考えるのは熱に浮かされているからかもしれないが、過去の自分から地続きの現在の自分だから、信じて行動していこうと思う。

前回からの課題というものを意識して今回の文章を書いたが、やはり課題は今はないほうがいいと思った。
書きたいこと、考えたいこと、行動したいことは自ずと湧いてくるものだろうから、今はその勢いに身を任せたい。

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