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イキタシル詩

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イキタシルシ
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2019年1月の記事一覧

YES!YES!ONLY YES!

YES!
ワタシは選ばない
ワタシの前に現れる“流れ”の
すべてにワタシを開けワタス

CHANGE
ワタシは拘らない
ビビりながらビリビリと
昨日のワタシを脱いで行く

RUNING
ワタシは諦めない
何度でもムクムクと起き上がり
そびえる壁の先にあるその道を往く

THANKS
ワタシは求めない
かけがえのない今このトキの
キラメキすべてをありがたむ

CHANCE
ワタシは怒(イカ)らない

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ガラス&チキン

おもいの外、ガラス&チキン

強そうに振舞ってて 弱わ虫
傷つかないふりして ビビり
なんともない顔して へこむ

もうね、ダメージがヤバイね
頭から毛布かぶって寝たふり

誰のせいでもないことぐらい
わかってるけどそんなことは
なんの慰めにもならないから

人にはなんだっていえるけど
自分の事になるとからっきし

嘘偽りないココロでいるのは
疑いようのないホントだから

ヨロシクやってる奴を横目

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ゆるさない

【誕生日】
食器棚に眠るナイフとフォークが心踊る日
なわけないのに「忘れてた」とか言ったり
ドッキリ芸人なみの驚き表現に挑戦する日

「ゆるさない」

ゆるす ゆるくする 
ゆるゆるする ゆする

ぼくは ゆるせる 
いままでの ぼくときみの ぜんぶ

きみは ゆるせる
これからの きみとぼくを ぜんぶ

ゆるす ゆるくする 
ゆるゆるする ゆする

それがどこかにいけるように
ぎゅっとしてるてを

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ガソリン

【劣等感】
隣の芝生は青い的な妄想の膨らみ
物事の見えてる部分だけを比べて凹む様子

ガソリン

おもいもかけず
なにかがぽろっと
できちゃったとき

ほめられたいおばけが
ドキドキやってくる
みてみてこれってすごくない?

「そりゃーあんたきっと
 れっとうかんからである
 おとしものとしてのじぶんを
 だれかにみつけてほしいのである」

とかなんとかいうけれど

そういうのともちょっとちがって

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風に吹かれるような風に

火のように熱く燃え君を焼き尽くすほどに
水のように低きに流れすべてを包みたいと
風のように色を持たず手柄を誇りもせずに
木のように根を張りそこにいて風に揺蕩う

そんな風にあれないからこそ
そんな風であれることに憧れ
そんな風であろうとするのさ

他と違うのは生まれついたときからで
だから誰かと同じが少し嬉しいわけで
わかってもらいたいことと
わかってたまるもんかの狭間で ほんの一瞬
わかりあえた

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なんにもしないひ

なんにもしないひ
なんにもしないひをすごす
なんでもないひととして
ほんをよんではうたたねし
てれびをながめてあくびをし
たいしてはらがへるわけでもないけど
たらのちーずやきなどをつくってくらう

なにものかであるひとの
そばによりたくなって
そうでもないじぶんにへこむ

ぼくがぼくであるということは
なにかをなしとげ なをあげることなのか
ぼくがぼくであるということは
ぼくらしからぬことをしでか

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無敵の花

なんかムズムズする
なんだかんだいう奴
なんもやらんくせに
なんだかんだいう奴

だけどオレはやる奴
なんだかんだいわず
なんもかんもやる奴
おおむねダサくても

なんとかゴキゲンに
できんことをやる奴
混じリエンス無理やし
レジリエンス知らんし

嫌われるをおそれず
おもいきりあいだけ
理解なんかもとめず
だけど偽りのない奴

なんかムズムズする
なんだかんだいう俺
なんもできんくせに
なんだか

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今日の月が めっちゃ綺麗

ずっと 初めてみるように
ずっと 初めて逢うように
ずっと 初めてするように

生きていけたら気持ちいい

ずっと シロウトであれるのは
すっと そこを超えてくからだ
ふっと 忘れ続けられるからだ

知れば知るほど“知らない”を知ってゆく
“知らない”の海に身を委ねて

ずっと 初めてみるように
ずっと 初めて逢うように
ずっと 初めてするように

生きてるサマが気持ち

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そこにささったもの

よせてはかえすなみ

ふわふわと ただよい
よろよろと よろけて
よせてはかえす なみ

あいの おとをきく きみと
いまの かたちを みる ぼくが
ときの はざまで であったら
それは かちりとおとをたて
うごきはじめたんだ

それにとらわれるな
そこにとどまるな
それはきみの いたみじゃない
それはきみの ゆるしじゃない

いっぽうてきにみえるできごとも
そのじつ うちらがのぞんでいたりして

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なみだくじらときつね

なみだながす くじらのむれに
あらいながして ほしいものは
うちの うちがわにあるぜんぶ

かなしみもよろこびも ながれ
いたみもあこがれも あかぬけ
まっしろの まっさらのぱいぷ

まっしろになって しろながす
ごしごしごしごし なみだふき
それでも ぽろぽろあふれでる

うちなど このよにいるものか
かめらに えがおはするもんか
くじらのかなでる いびきのね
おなかのまんなか ふねをこぐ

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ドキドキするイマ

人がなにやってるだとか
最先端とか新何とかとか
そりゃ気にはなるけれど

芝生の青さとしがらみと
コントロールを手放して
ドキドキするイマがスキ

ボクゆめができたんです
やってみたことないこと
ぜんぶやってみるんです

優しすぎる程のアイツの
そんな言葉をきいたとき
キュン死しそうなイマが

ドキドキ続くよ何処迄も
野を越え山越え谷越えて
見知らぬ僕らに出逢う為
僕らは僕らの未知を往く