ガソリン

【劣等感】
隣の芝生は青い的な妄想の膨らみ
物事の見えてる部分だけを比べて凹む様子

ガソリン

おもいもかけず
なにかがぽろっと
できちゃったとき

ほめられたいおばけが
ドキドキやってくる
みてみてこれってすごくない?

「そりゃーあんたきっと
 れっとうかんからである
 おとしものとしてのじぶんを
 だれかにみつけてほしいのである」

とかなんとかいうけれど

そういうのともちょっとちがって
なんかええのでちゃったから
むじゃきに かわいい って
いわれたいの

なんだかなーとおもうときが
ときどき

ひとといてさみしくなるときも
ときどき

だけど ときどき
どきどきしたいもの

わかったようなことを
わかったようなかおで
やったことのあることを
やったことあるふうに
やるようなじんせいは
やっぱりいつもつまんない

だから いつまでたっても「自称」

だけど それはそれでおもしろいであーる

こねくりまわして
つくってはこわす
ねんどのように
しあげてしまわないけど

そざいは かわらない

なにものにも ならないけど
なにものかではある ようす

こんな ぶんしょうを かいたって
それはだれも よみゃーしないけど
だけど トキドキ ドキドキ

自称をこえてくひとたちをよこめに
自傷にひたってみたりしてそうして
次章にすすむのさ

さーて  いまをいきてます
ぼくらは いまをいきてます

れっとうかんは
ガソリンです

どこかにはしっていくための

しょうにんよっきゅうは
けつぼうじゃなく
だれかとつながりたいからだ

新月がすき
はじまりがすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?