なんにもしないひ

なんにもしないひ
なんにもしないひをすごす
なんでもないひととして
ほんをよんではうたたねし
てれびをながめてあくびをし
たいしてはらがへるわけでもないけど
たらのちーずやきなどをつくってくらう

なにものかであるひとの
そばによりたくなって
そうでもないじぶんにへこむ

ぼくがぼくであるということは
なにかをなしとげ なをあげることなのか
ぼくがぼくであるということは
ぼくらしからぬことをしでかすことなのか

うかれたきぶんのなかに
うまくはいれないぼくは
いつもどこかすみっこにいて
だれからもきづかれたくないような
それでいてきみにはきづいてもらいたいような

わすれられたくないけれど
わすれられるまえに きみに
おぼえられてるかどうかもあやふやで
だけどぼくはわすれてないよと
きかれてもないのにきみにつたえたがる

きみがこのよにいることは
ただそのことそれじたいでとおといと
はらのそこからおもえるのとおなじぐらい
ぼくがこのよにいることは
ただそれだけでとおといと
おもえるようにいきられたらいいな

ただいきをするだけでも
それだけでもとおといと

うまくはいれないんよね
まじでほんとに うまく。。。。
そんなひとがしんそこ うらやましいけど
そんな ぼくは ぼくを とぼとぼと いきてる
へたくそなぼくを ただ そのまま に

だれに かいてるわけでもないけど
こんなちっぽけな ぼくはここにいて
だけどきっと ぼくにできるしごとはあって
そんなぼくをみつけてくれる
きみとであえるひをまってる

そう まってる

なんにもしないひ
たまにはいいな
たまになら やけど

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