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「手伝います」は自己認知の手段の一つ♪
深〜〜い認知症のおババさま。
言葉や行動の意味を理解出来ず、自分の伝えたいことも話せずに、会話の出来るお友だちすら作ることができない。そして、そのことさえも理解できずにグループホームで暮らしている。
だから、自分で考えられる最高のコミュニケーションを駆使して、お仕事してるスタッフに、いつも「手伝いますよ」とやって来る。
でも、お手伝いが終わった瞬間のおババさまの表情に何かしら違和感を感じるんだ・・・。
「お手伝いありがとう」のスタッフの言葉を聞いた瞬間のおババさまの行動に何かしら違和感を感じるんだ・・・。
違和感は気付きのサインともいう。
手伝うことでおババさまに発生するメリットは、
・同じ空間でスタッフとモノゴトを共有できる。
・共有することで独り占めできるスタッフが自分の側に居る。
・おババさまが手伝うことでスタッフから労いや感謝の言葉を頂ける。
「私は一人じゃない」「私は必要とされている」という、自己肯定できるというおババさまのメリットを発見。なあ〜〜るほどね。
あの違和感は・・・おババさまの優越感。
おババさまは、自分で自分の居場所を確立出来ない。
だから、スタッフに求めてるのは自分の存在価値なんだろうね。
「お手伝いします」という言葉の裏には、隠された目的があったんだ。
隠された目的に寄り添うかどうかは……関係する人次第……だねぇ。
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