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【エッセイの勉強】さて。肝心のお守り授与の件。

こんな大変な時期に書くのもなんだか、とは思いますが、感想が消えないうちに記録します。

珍しく、普段使い慣れているJRを使わず、京阪で氏神様参りを終えて伏見稲荷大社に向かおうとして、お馬鹿なことをしました。カンで行けるやろ。駅名は伏見がつくし、と。ナビで降りる駅名を確認しないままローカル線にのって本線に行きました。本線で京都へ行くことは多々あれど、伏見稲荷はめったなこったで行きません。というか覚えがない。

ローカル線は始発駅なので自動的に座れる。そして本線中継も失敗せず乗った。方向はわかっている。それにしては元日なのに参る人が少ないな、という感想でした。それで、伏見桃山ですきすぎやろ、と突っ込みながら降りるとそこは別世界。あれ? と駅の地図を見て「御香宮」の文字を見た時はびっくりしました。ここに伏見稲荷大社あった? いや、ない。

慌ててナビを見れば丹波橋で急行に乗って一駅。そのまままた逆戻りで改札に入り、目指したのですが……。座りたい一心の私は丹波橋で急行に乗らず、鈍行でゆっくり行こうとしたのです。すると、三駅か四駅もあってしかも出た先には人の波。密。覚悟していけば、京阪からの道は店がいろいろしていておいしそうなものを売ってました。でも、予算に限りがある私は一路まっすぐ伏見稲荷へ。どうも、右側通行になっていて人の波に乗っていけばあっという間に参道。そこの人の少なさに驚愕しました。露店が離れた個所に移っているのもあるのですが、なんとも海外の人は多いけれど、元日の昼近くがこんなに少ないなんて……です。

過去に父と行ったとき、参道からぎゅうぎゅうでした。

帰って、もう行かない! と思ったのを覚えています。


参道入り口。人が少なすぎる!


社殿前。お使いの狐様も写ってる。


稲を加えていなかった方の狐様。もう片方は写す時間がなかった。とほほ。

社殿には端っこを歩いていたせいか、するするとたどり着き、あっという間に参拝終了。さすがに社殿の前には人が多かった。特に真ん中の方は人が動いていない。端っこで氏神様で見た参拝方法を思い出してお願い事。いろいろ考えが出てきて「全部かなえてください」とお願いして、いやいや、それはいかん。えーと、と考え直して仕事のことだけを祈りました。あと母のことと。そして回れ左ですぐ、授与所。目的のお守りは決まってるので、なかなか社殿以上に進まない列を待って、二種類あるので見分けがつくように金と銀というのを選んだのに後で見れば金金。さすがに金の方はすごい減っていて銀は余ってるはずなのに、なぜか手にはなかった。多分、仕事柄お客様の行動を見て思うことがあり、金を二つほど間違って取った参拝客が、慌てて銀の方に金の金守りを入れたのだと推測します。よく見ればよかった。銀結構しとやかな雰囲気で好きなんですよ。今日いただいたお守りは帰り道に京阪で仕事場のドラックストアによって買い物というコースを大幅に変えざるを得ない事件をもたらし、とりあえず、家に一旦帰ることとなりました。

そこで一休憩してからまた買い物の旅へ。

で、その前にお守りの画像です。新しいのを画像にするとご利益がなくなるような気がしたので古い方を授与袋と共に画像にしました。


ほら。金と銀の二種類があるのよ。銀が欲しい~~~。

結局、本屋に行って、漢字検定の本と目的になっていた家計簿と片付けの本を買いました。それからGOアプリでタクシーで駅まで行きまた一駅乗って新年のご挨拶ともども勤務店へ。そこで、お買い物をして遅くなったわねーと、帰りのバスの中でやけに携帯のバイブが長い。電話? と思ったら地震速報が来てました。そういえば、乗って出発を待ってる時何かゆらゆらしたけれど地震だったのか、と思い返していると次の速報で震度七! 思わず、家にいる母にメッセージで大丈夫かと送りました。地元は海に面せず、震度三だったのでそうそう被害はないですが、(トイレのタイルは割れている)なにもこんな日にこんな災害を起こすとは。思わず天に嘆きました。
帰宅するなり母に無事を確認すると「怖かった」と言っていてテレビは津波の速報がずっと流れていました。日本縦断して津波の予報がでていて恐ろしかったです。今日は吉日が三つ重なったすごくいい日なのに、天は無情にも人々に苦難を与えました。なんだか悲しいです。南海トラフトの危険な地域ですが、大きな災害にあったことがありません。被災地の方の心情はいかばかりだろうかと思います。

何が働いたのか。私にはなんだかいいのか悪いのかわからない行動を取らされた日でした。結局忘れていた長財布を使用開始出来て結果的には予定していた通りになったのですが、その一方でつらい思いをされている方がいると思うとやるせないです。

お正月から大変でしょうけれど、被災に会われた方のお心を察します。どうか、お心安らかに過ごせる日が早く来ますように。

ということで、エッセイの勉強を終わります。ここまで読んでくださってありがとうございました。

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