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【連載小説】ファンタジー恋愛小説:星彩の運命と情熱 第十三話 リアナとフィオナ。いつまでここにいさせる気?!

前話

「いつまでここにいるの?」
 相変わらず、部屋から出してもらえないリアナは見舞いに来たフィオナに言う。
「ていうか。リアナがどうしたいか、で変わるのよ。帰るの? シェイラさんのところに?」
 ううん、とリアナは首を振る。
「まずはフェアリードラゴンの卵探してー、それからグレートマザーに会いに行くの!」
「グレートマザーの居場所を知ってるのか?!」
 どた、という音ともにマルコとセイランが入り口で倒れていた。
「乙女の寝所を覗くなんて不届きな!」
 水の球を作るとリオナは二人の男の頭上で破裂させる。水もしたたるいい男だ。髪の毛は無残にもべったりと水で濡れていた。
「魔法が使えるぐらいには回復したのか。じゃ、フェアリードラゴンの卵だな」
 あっけらかんとして言うセイランにリアナは突っ込む。
「いつまでもここに閉じ込めてたから元気が有り余ってるわよ」
 指をたてて水の球を作ってくるくる動かす。
「水のエレメントか。流石は癒やしの雨を降らせる子供だな」
「そこは、少女、でしょーが」
 二発目の水の球が炸裂する。
「わかった。わかったから。水が冷たすぎる。乙女にしておくから。マルコ風呂入るぞ!」
 水がしたたる男達はあっという間に消えた。
「グレートマザーの居場所わかるの?」
「ううん。でも、フェアリードラゴンの卵を探してたらわかるかも。そこはきっと生命の宿るところだから」
 フィオナには何のこかさっぱりわからない。フェアリードラゴンの卵とグレートマザーがどう結びつくのだろうかと。
「母という人は子を産むのよ。どんな存在かわからなくとも。だから母なの」
 謎かけをされてフィオナの顔が百面相になる。そんなフィオナの額にリオナはごっつんこする。
「少しだけ、ここで待っててね。あの野郎を連れていかなきゃいけないから」
「野郎って、本当に好きじゃないのね」
 自分とマルコは一目惚れのように繋がったのに、このリオナとセイラン運命で結びついていても一筋縄ではいかないようだ。
「今日こそ、この部屋から出て豪華な食事を食べるわよ!」
 いつもと変わらぬリアナにフィオナは安心する。あんな絶望しきった表情のリアナはみたくなかった。うつろな目。顔色は土色みたいだった。まるで死んだ人間のように。腕を振り払われたことよりも、あの絶望しきったリオナにもう会いたくはなかった。そして心臓が一度止まったあの瞬間。怖かった。人が死ぬことを痛感させられた。戻ってきてくれてよかった。フィオナは泣いていた。その涙をリオナが拭う。
「何、この子は泣いてるの。もう元気だから安心して。もう、死なないから。みんないてくれる。そう信じてる」
「リアナー!!」
 フィオナがリアナに抱きついて号泣する。こらえていたものがぷつり、と切れたのだ。
 リアナはいつまでもフィオナの背中をあやすように叩いていた。


あとがき
また眠くなってきました。朝四時起きです。気になることがあってサイドテーブル倒しながら捜し物をしてました。それで朝活の事も調べて。しっかりスケジュール立ててくれました。でも分単位で変わるのでChatGPTさんの十五分計画ではうまく行かない。あとで計画を立てないと。

スキが400回越えたらしいです。びっくりです。PVももう少しで一万。こんな短期間で達成したことないです。いや、長期でも。

でも、いまはそんな喜びに浸るより眠い。やっぱり四時起きはあかんね。

野球も早々に終わり、ツイートのハッシュタグ見ていたら終わりました。あまりにもすごかったので、なんでこんなこと考えるんやろなーという思いで見てました。頑張ってる人にさらに頑張れという人は普通だろけれど、禁忌の言葉。それと同様な事を書いてました。みなさん。まぁ、私には語る権力がありませんから無視しますが。

アカウントを更新用と阪神用とわけました。さすがに阪神の中にファンタジー恋愛小説書いてますは恥ずかしすぎる。

今日はヨガの本を探します。朝活に言いようなので。あとは覚えた子供のポーズが意外にも足を伸ばして痛みを建言してくれました。ヨガ、偉大。でもアプリがないので、本屋行って探してみてきます。

まだ一時間半もある。ホームセンターまでの時間。寝ようかなぁ。四時起きは堪える。あ、朝活の記事書かなきゃ。寝落ちしないと良いけれど。
ここまで読んで下さってありがとうございました。

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