臨床心理士さんによるカウンセリング【愛着障害】
そのときの臨床心理士さんととても相性がいいなと思ったわたしは、定期的にカウンセリングを受けることを決めました。
でも、お高いんでしょう?
たしかに保険診療ではなくて、自費診療になるカウンセリングは高い場合もよくあります。わたしも受ける前は、これから定期的にカウンセリングに費用をかけるのを躊躇っていました。
でも、初回受けてみて「これは投資する価値がある」と思いました。
ほかのなにかにかけるお金をまわしてでも、治療する価値があるとわたしは思ったんです。
まず自分の傷を回復することが、これからのいい人生のためになると思ったんです。
受けるたびに、こころのわだかまりがほどける
最初の頃は月に2回、それから月に1回だったり、2、3ヶ月カウンセリングを受けなかったこともありますが、約1年カウンセリング(心理療法)を受けてみて、ほんとうによかったなと思っています。
愛着障害の症状がきつく悩む日がつづいても、カウンセリングを受けると、霧が晴れるように、どうすればいいのかがわかるのはとても心強いです。
カウンセリングを受けたあとはいつも、気持ちが整頓されて「大丈夫」と思えます。
自分の大前提の価値観の外に健全になるための答えがある
わたしは自己分析をするのが好きなタイプなので、自分のこころの傷も自分で内観をつづけることで解消していけるかもと思っていました。
でもわたしの傷はもはやひとりでどうこうできるものではなかったこと、そしてなにより専門家が客観的に診て、心理療法をしてくれるというのは、自分ひとりでは、わたしにはできないことでした。
ましてや愛着障害は、「つながりの病」です。
誰かとのつながりの中で治っていくものがたくさんあります。
わたしが「答えはこうかな」と思っていることの外に、いつも大体答えがあります。自分の思い込みや歪んでしまった価値観の外側に、愛着障害から健康になっていく答えがあるように思います。
これは専門家の力を頼ってよかったなとわたしが一番思っているところです。
まとめ
カウンセリングを受けてみたいけど迷っているという方は、勇気が必要かもしれませんが、まずは自分の抱えている問題の専門家から一度カウンセリングを受けてみるというもの大切なことだと思います。
カウンセラーさんの経験や腕によるところもありますが、ひとりで悩んでいてもわからないことに専門知識で答えてもらえるのは、とても心強いです。
さて、今回はここまで。
実は2回目あたりで臨床心理士さんに言われました。
「治療がすすむと、もっと辛くなると思う」
この予言は的中しました。
次回は、なぜ治療がはじまると(一時的とはいえ)もっと辛くなるのかについて綴ってみます。
それでは、また🌸今日もいい日になりますように。
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