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水平の世界である
私たちの世界は水平であった
突然の号令で
ある点から静寂の渦に収縮する
一分の内に筒上の混沌へ
灼熱の流動する炎は気休めにしかならない
水平の成果の扉は瞬く間に陽に晒され眠り
神殿の床のようにひんやりとしている
人魚も溺れる混沌は底無しの永遠
繰り返す繰り返す
明日もまた水平の世界が甦る

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