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考える自己と観察する自己

こんにちは、週末ヨガインストラクター改め、SelfLoveマインドコンサルタントのAliceです。

先日、"セルフコンパッション"をテーマに、少人数のオンラインクラスを開催しました。
セルフコンパッションは、自分を思いやること。自分という存在を愛しい気持ちを持って大切に味わうために、ヨガやマインドフルネス、瞑想などが有効で、これらを取り入れてセルフコンパッションを実践しました。

その中で、タイトルにある「考える自己と観察する自己」の話をしたのですが、参加者から気づきが大きかったという声を頂いたのでnoteでも発信してみようと思います。

思考と感情は、バランスです。たくさん"考えている"と"感じる"が相対的に少なくなる。一方で、たくさん"感じている"と"考える"が少なくなる。天秤のようなイメージです。

片方に比重が置かれると、もう片方は浮いてしまう

現代に生きる私たちは、考えている時間が多く、脳をたくさん働かせて、思考をめぐらせていることが多いです。そうすると、体や心の感じる機能が鈍くなっていってしまう。

感じるトレーニングを積むと、思考がストップし、脳が休まります。大体の悩み事や不安は、過去や未来について考えることから来ています。思考がストップすれば、思考からくるネガティブ感情も収まっていきます。脳が休まれば、体に意識が向きます。早めに疲労感に気づき、自分を癒す行動をとることができるようになります。(美味しいものを食べる、アロマを楽しむ、長めのバスタイム…など!)

体や心の状態に気づけるようになると、今置かれている状況の見え方が変わったり、新しい気づきを得たりすることがあります。その状況を自分がどのように感じているのか、本当はどうしたいのか、「観察する自己」が働き、より良い方向へ自然と導かれる、進むべき道が判断できるようになる。

「観察する自己」がうまく働いてくると、「考える自己」とも自然にバランスが取れていきます。じっくり感じてから、また考え直すだとか、感情と思考を行き来しながら自分の状況を捉え直すだとか、そんなことができるようになります。このところ多くの人・世代に広まっているヨガやマインドフルネス、瞑想は、"感じる"に比重を置いて、「観察する自己」を養う有効な方法です。

結果として少し苦しい選択をすることになったとしても、自分はこれで良いのだ、きっと大丈夫、頑張ったね、と受けとめられるあたたかさがセルフコンパッション。自分で自分を愛し、大切にできる行動や選択一つひとつがセルフラブ。

SelfLoveマインドコンサルタントとして、ヨガやマインドフルネス、瞑想をトレーニング材料にしながら、セルフコンパッションを育み、セルフラブな状態に整えていけるような活動をしていきたいです。

またブラッシュアップしてワークショップ等企画しますので、ご興味あればぜひいらしてくださいね。

https://www.instagram.com/alice_selflove.mind/

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