「映画ゆるキャン▲」配信始まりましたね。

おはこんにちばんわ。
今回は映画の感想です。
容赦なくネタバレしますので悪しからず…

ようやく見れました、映画ゆるキャン！！
テレビシリーズを見てハマり、続編のゆるキャン2、へやキャンも勿論見ました。
さぁ、次は映画だ！！と思っていたのですが、まさかの地元での上映予定なし…
泣く泣くですが、配信されるのを待ちわびていました〜

ゆるキャンとは

冬のある日、ソロキャンが趣味の女子高生「志摩リン」と静岡県から山梨県に引っ越してきた「各務原なでしこ」が本栖湖でひょんな出会いを果たす。
この出会いをきっかけにキャンプに興味を持ち、転校先の高校で野外活動サークル、略して野クルに入部したなでしこ。
そこで「大垣千明（あきちゃん）」と「犬山あおい（イヌ子）」に出会い、早速校庭でサークルのテントを張ってみることに。
がしかし、テントのポールを千明が破壊！！
そんな様子を図書室から見ていたのはリンとその友達「斎藤恵那」だった。
恵那はリンに治し方を知ってるなら教えに行くよう伝えるが、めんどくさいことが嫌なリンは行きたくない様子。
そんなリンに恵那は「私が行くよ〜」と野クルメンバーのもとへ。
そしてその出来事をきっかけになでしこはリンと感動の再会！？
なでしこと仲間たちの楽しいキャンプライフが始まる！

原作は芳文社漫画アプリ「COMIC FUZ」で連載中のあfろ氏による漫画で、主人公なでしこがキャンプに魅せられ、仲間とキャンプを満喫するのんびりまったりの日常ストーリー。
キャンプのことを知らなくても、作中で分かりやすく説明してくれるので、キャンプを始める人や興味がある人は是非見てほしい作品です。

映画ゆるキャン▲

今回の映画はアニメシリーズから時が経ち、主人公たちは皆立派な社会人。
リンは名古屋でちいさな出版社に勤め、なでしこは東京のアウトドアショップの店員に。
あおいは地元の小学校教師になり、恵那は横浜でトリマー、千明は東京のイベント会社に勤めるも退職し、地元に戻って観光推進機構の職員になっていました。
職も住んでいる場所もバラバラになったなでしこ達ですが、とある週末リンに突然千明から「今、名古屋にいるんだが」というメッセージが届く。
居酒屋で飲みながら近況報告をする中で、千明が担当する施設の再開発計画の話が持ち上がる。
「広い敷地ならキャンプ場にでもすればいいじゃん」という何気ないリンの一言からキャンプ場開発計画が始動！
かつての仲間が集まり、理想のキャンプ場を作るべく紆余曲折ありながらも奮闘する物語。

見てみた感想

第一印象はみんなちゃんと大人になってる〜！！でした(笑)
あのなでしこが一人暮らししてるし、車の免許を取って運転してるし、「ウソやで〜」のホラ吹きイヌ子が小学校教師になってたりして、おぉ！！ってなりました。
あきちゃんが二代目ぐびねぇを無事就任してたり、あかりちゃんが美大生になってたり…
リンちゃんはおじいちゃんのバイクを受け継いでましたね〜。
あと、この週末戦士作業着レンジャーでみんな変わってないなぁ〜とニヤニヤしてしまいました(笑)

リンちゃんも照れつつ満更でもないポーズをとっているのが可愛い。
キャンプメンバー以外にもかつてのキャラクターたちが歳を重ねた姿で登場してきてくれたのは嬉しかったです。
ちくわもおじいちゃん犬になってはいたものの健在でよかった！！
新キャラはなでしこのアウトドアショップにきた女子高生3人組が可愛かった！！

キャラデザも性格も5人を足した後うまい具合にそれぞれ分けました！みたいな感じがしました。
なでしこが女子高生達にキャンプはインスタント麺を食べるだけでいいと教える場面では、あー、リンちゃんと本栖湖で出会ったことがなでしこの人生を変えた瞬間だったんだなぁ…としみじみ。
実際、アウトドアショップの店員になってるしね。

ストーリーとしてはキャンプ場開発に向けてかつての仲間と共に力を合わせ奮闘！順調に見えた矢先予想外のトラブルが！？という分かりやすい内容のため、いまいち盛り上がりに欠ける！と思う人もいるかと思います。
が、そこはむしろ「ゆるキャンだからね〜（いい意味で）」と言いたい。
その一方で、ひとりひとりの大人になったからこその悩みや心情が所々で描写されていて、女子高生だった頃のストーリーとはまた違った楽しみ方ができる内容だったと思います。
特になでしこの「大人になったからってなんでもできるわけじゃない」は刺さりましたね。
小さい頃は大人になればなんでもできると思っていたのに、実際大人になってみるとできることが増えたはずなのに、やりたくてもできないことがあると思い知らされる現実…
「だから今できることをしよう！」と思えるなでしこは、本当に芯の強い良い子のまま大人になったんだなぁ…としみじみしてしまいました。

最後は無事キャンプ場をオープンさせることができたのに、案内板を作ったものの設置していないというドジっぷりが5人らしいw
リンちゃんのスクーターが再び大活躍でしたねー。
EDでは原付旅の記事を企画していて、このキャンプ場づくりがリンちゃんの良い糧になったことがわかるシーンでした。

結論として、アニメシリーズ見たなら映画も見なよ！損しないよ！と思う作品でした。
OP曲もED曲もよかったし、気負わず見れる良い映画だと思います。
アニメシリーズに引き続き分かりやすい大塚さんのナレーションで説明があったり、松ぼっくりの「こんにちわッ」や「めちゃ熱い！」が聞けて可愛いっ！ってなりました。

公式によるとアニメ3期の制作決定したとのことですので、首を長くして待ちたいと思います！！