ユキムラモロカズ
オタクの迷宮に潜り込んで迷子になってしまう雑文。あえて脇道にも入っていきます。
読んだ本の記録です。
『シン・ウルトラマン』を観て思う事を、メモ的に記します。ネタバレするので、未観の人はご注意を。 ◆感想 『シン・ウルトラマン』とは 人類がウルトラマンを好きになる もしくは 好きである事を思い出す 通過儀礼である。 ◆斎藤工さん 骨格なのか、表情なのか、口元がウルトラマンっぽくて、良かった。 ◆有岡大貴さん MVP! ◆ゴメス 『ウルトラマン』の前身番組である『ウルトラQ』を内包している事に大興奮。オタクマインドとしては、ここが一番、盛り上がった。
早川書房の電子書籍がセール中です。SF小説って、なかなか手を出しにくいジャンルかもしれませんが、面白い作品もいっぱいあります。 という訳で、SF小説(ないしSF)にあまり触れてこなかった方でも入りやすい作品をいくつか選んでみました。是非、ご参考にしてくださいね。 『虐殺器官』 伊藤 計劃 『ハーモニー』 伊藤 計劃 伊藤 計劃。ハードな世界観、と、ナイーブなキャラクターのギャップが魅力な作家です。文体も読み易いです。 『戦闘妖精・雪風』神林 長平 『敵は海賊
18禁アドベンチャーゲーム(ノベルゲーム)みたいだが、基本、映像作品として、観た。グロ・エロあり。 主人公は高校生。ヒロインは学校の先輩。そして、中年男性(美形)の師匠。 師匠は、人の精神世界に入る事ができる能力者。世界には何人もいるらしい。アウトローで敵も多い。 師匠の飼ってる猫(元はどこかの機関が作った実験体?)の力を借り、主人公も、精神世界に入れる。 ヒロインは気が強いが、被虐願望があり、精神世界の中での凌辱を密かに望んでる。治療の為、師匠の元に通ってるのか?願
夢の中で観たアニメ。 SFとオカルトが混じった世界観。表の顔は「妖怪研究部」。裏の顔は「妖怪が起こす事件を解決するトラブルバスター」。部活メンバーは基本は忍者(この世界では、血筋と訓練で、異能の力を手に入れた超能力集団というイメージらしい)。 メイン主人公である部員3人と顧問の女性教師。出張し、海(もしくは湖?)を調査中。危険な兵器が沈められているという事だが見つからない。逆パート的な流れの後、深夜、どうやら、水自体に、兵器である物質な混じっているという真相にたどり
アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公ロボット『RX-78 ガンダム』。 続編『機動戦士Zガンダム』の主人公機(前半)『RX-178 ガンダムMk-II』。 それぞれの放送開始日を基準に図ると、この2体の間には、約6年の歳月が存在します。(作中設定では、『ガンダム』における一年戦争(宇宙世紀0079年1月3日~0080年1月1日)の7年後である宇宙世紀0087年が、『Zガンダム』の舞台です。) さて、現在まで続く『ガンダムシリーズ』って、基本的には、『Zガンダム』でアッ
SFの文脈において、『足長』って、侵略兵器の記号です。いや、実際の戦闘考えれば、撃ってくれよ、って言わんばかりの形状ですが、そこは… 様式美! という事で!まあ、上から見下ろされるって、感覚的には、脅威ですもん。 ◆『宇宙戦争』(1898) H・G・ウェルズによるSF小説。火星人による地球侵略を描いた作品です。ここに登場するのが… 『トライポッド』という火星人の兵器。名前の通り、三脚。 僕の知る限り、足長兵器の元祖です。 アルヴィン・コレアによる挿絵も
キッカケは「天狗」でした。 テングって、デザインモチーフは「修験者(山伏)+鳥」。 なのに、名前は「天の狗(イヌ)」…。 何故に? 日本のオカルトをそれなりに好きなつもりでいたのですが、こういう事を知らない僕は、全然、詳しくね~んだな~と再認識。(まあ、詳しくないと、好きとは言えない、という訳じゃないないんですが。) で、改めて、日本のオカルトを勉強しなくちゃと思い立ち、その一環で「妖怪」を学び中でして、読んだ一冊。 『妖怪の理 妖怪の檻』(京極 夏彦
『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』 まず、感想を端的に… すげー面白かった! 原題は、"THE FUTURE IS FASTER THAN YOU THINK"。おっと、アメリカのビジネス書にしては、タイトル長い。珍しい~。意味は「未来は思ったより高速やで」みたいな感じ? ピーター・ディアマンディスとスティーブン・コトラーによる共著。前者は最先端技術を扱う複数の企業を設立した起業家。後者は起業家兼作家。 現役バリバリの最先端産業起業家による未来
映画『さんかく窓の外側は夜』を観てきました。 原作は、ヤマシタトモコ作の同名漫画。監督は 森ガキ侑大。 原作も読んだ事ない、監督も映画作品は観た事ない、という状況でしたが、予告編の段階で、なにやら良い匂いを感じて観に行ったんですよ…結果… 大正解!めちゃくちゃ面白かった! シンプルに、「この映画、俺、好きだわ」ってなりましたよ。 霊が見える青年・三角康介(みかど こうすけ)、と、霊を祓う力を持つ青年・冷川理人(ひやかわ りひと)を主人公にしたバディムービ
「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展を観てみました。 石岡瑛子さんは、デザイナーであり、アートディレクター。60年代から亡くなられる2012年まで、精力的かつ独創的なお仕事をされた方です。 いや、僕もちゃんと経歴を知っていた訳じゃないんですが、石岡さん、資生堂出身なんですね。というか、資生堂、尖がっているなぁ。 展示は、資生堂での仕事から、独立後の広告’(パルコなど)・パッケージデザイン、海外進出後の映画衣装などなど、石岡さんの生涯のお仕事を追う内容でし
夢の中で観た映画。(僕はよく夢で映画やアニメを観ます) 前半は、貧窮の中で苦悩するアーティスト達の群像劇だったのに… 途中から、ギャング団とか出てきて… 最終的には、忍者や殺し屋が、5秒に1殺ぐらいに割合で、ギャング団を暗殺していく映像が、延々続く、バカ映画になってたが、その映像が最高だった。
夢の中で映画を観た。 田舎から都会に出てきた少年は、犯罪集団に狙われる。その時、同年代のストリートチルドレンに救われる。また、その時、たまたま居合わせた以下の男女達も、ノリのまま、手を貸す。 天才的ドライバー 女詐欺師 ヤクザモノ2人 犯罪集団から逃れ、ストリートチルドレンに連れられ、彼のアジト(ビルの地下室)に逃れる。周囲のストリートチルドレン達が、次々と豪勢な食料を持って来る。彼は子供達の王であった。 そこに、さきほど手を貸した男女達も合流する。初対面なか
『石ノ森章太郎コレクション 初期少女マンガ傑作選』石ノ森章太郎 巨匠、漫画の天才、石ノ森章太郎先生の少女漫画短編を集めた選集。収録作品は下記と、60年に描かれた作品です。 ・青い月の夜(1960) ・きのうはもうこない だが あすもまた…(1961) ・竜神沼(1961) ・夜は千の目をもっている(1962) ・きりとばらとほしと(1962) ・あかんべぇ天使(1963) ・MYフレンド(1967) 代表作である『サイボーグ009』の連載開始が1964年ですので、そ
『ヒッチャー』 1986年のアメリカ映画。監督:ロバート・ハーモン。撮影:ジョン・シール(「マッドマックス 怒りのデス・ロード」)。 ブルーレイ化に伴うリバイバル上映という事で、昨日、シネマート新宿で観てきました。(いや、もう、観客から一筋縄ではいかないような猛者感ハンパなかったw) C・トーマス・ハウエル演じる青年ジム・ハルジーが、高級車の長距離陸送のバイト中、ルトガー・ハウアー演じるヒッチハイカーを拾う所からはじまるサイコホラーロードムービー。 いや、もう
【前編】 ショッピングセンターに『猫の憩い場』的なスペースが何故かある。 自分の家の飼い猫を連れていくと、知らない場所、かつ、初対面の他の猫が傍にいるにも関わらず、昼寝をはじめる。 しばらくして猫が起きると 「あいつ(隣の猫)は、虫4匹に刺されたけど、俺は2匹で済んだぞ」 と、日本語で、自慢してくる。 なお、猫を飼っていたのは、実家にいた数十年前である。 【中編】 先日、夢の中で旅をした。 その時の荷物をちゃんと家まで持ってきたか心配になる。 家の天井に窓
『ワークマン式「しない経営」』 土屋哲雄 以前読んだ『ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか』と被っている部分もありますが、『2倍』が外から眺めた本であるのに対し、ワークマンの改革者である土屋哲雄氏本人による本だけに、より純度が高い印象を得ました。 『2倍』を読んだ時も感じ、今回、確信したけど、土屋氏は、フェアでありたい人なのかな、と。ユーザーに、従業員に、サプライヤーに、フランチャイズ契約者に、フェアであろうと。 でもまぁ、多くの人が、