男女ユーザーの違いと課金レース
推しの子面白い!!!(何回言うねん)
私の代わりに芸能界の闇をつらつら発信してくれてありがとう!
と言う感じで推しの子をみてますが、うちのメンバーもほとんどみてくれてて「面白い!」って言ってくれたり「うわーやっぱりそうだったのか」とか「リアルすぎてちょっと心痛いね」なんて会話をよくしてます笑
といううちのグループは現在、いろんな大会系のオーディションに出演しているわけなのですが
現在の勝率はこちら
決勝進出
決勝進出
SNS審査通過
予選審査員賞枠で通過
いや改めてみると何個受けてるんだと言う感じですが、、、
一つ前の記事でも書いたように、今年が勝負の年であり来年もダラダラとする気はないので、失うものなければなんでも挑戦をしているわけなのです。
で、本日のテーマは【男女ユーザーの違いと課金レース】というところでして、、、
決勝戦まで行っている2つは実際にライブハウスにてライブを行い、その現地の投票とネットの投票にて勝敗がきまっていくもの。
うち1つは、ネット投票といっても投票できる数が決まっており、配信アプリのように永遠と課金さえすれば投票(ポイント)を獲得し続けられるというものではなかったので、純粋なお客様人数が勝負。
それでも、うちは決勝に行ったどのグループよりもネット投票数が少なく、、、(なんなら半分以下)ネットにものすごく弱く、その分現地に助けられたと言っても過言ではない。
コロナ後のライブハウスに現地にたくさんの方が応援に来てくださった事は、本当にありがたいことだ。(通常の対バンは一桁だけどね涙)
しかし、上記の大会の中にも現地が存在しないものがある。そしてその勝負は全て【課金】で成り立っているものだ。
17、ポコチャ、ミクチャといった配信アプリをやられてる方や、見ている方はすぐわかると思うが
開催されるイベント(オーディション)は全てユーザーの課金によって順位が上がっていく。
そういう勝負だ。
どれだけ毎日配信している子がいたとしても、数日数時間配信しただけで課金をたくさんしてもらえればそれで1位になって勝ててしまう、、、
それが課金レース
これもまた芸能界の闇だ。
金で決まった順位で出演権がもらえるのだ。
事務所やスポンサーとしての出資が
ファンからの出資に変わっただけの話である。
そう。何故純粋な審査員を立てたオーディションではなく、課金で順位が決まるレース形式なのか?って。
そのイベントを運営する為の資金の足しにしているからだ。
それくらい【日本の芸能界はお金がないのだ】
【運も実力のうち】よりも【金が実力のうち】
というのが結局芸能界である。
と言うわけで、その課金レースにうちは惨敗だったわけである(といいつつも2位)
そりゃそうなのだ。
学生やOL、新卒の子など若い女性ファンが多いうちのグループ
サラリーマンやある程度の役職を持った方、スナックやキャバクラに行く余裕がある男性ファンを持った女性アーティスト
【使える額が全然違う】のである
今回のレースは全部で9組に分かれており、どのグループの戦いも追っていたが、どこもかしこも【女性】が勝ち進んだのだ。
投げる額が全然違う。
うちや他の男性アーティストさんのお客様、バンドさんのお客様が3000P、10000Pに対して
女性アーティストさん、アイドルさんのお客様は20000P、50000Pと平気でぽんぽん投票するのだ
これはもうあきらかに惨敗である笑
これが【金で成り立つレースである】
そうアーティストとしての実力は関係ない。
アーティストとして出資してくれるファンがどれだけいるかの実力なのだ。
夢壊れるよなぁ、、、なんて、、
結局のところ芸能界は
①お金
②数字
③運
④実力
なわけである。
まあそもそも実力というのはある前提で見ているので、話にならんというところかもしれない。
と言うわけで皆さん。
芸能界で生きて行きたければある程度お金を持つ又はお金をもっている事務所にはいる又はお金を持っている出資者をつける
これが近道です。
いや、皮肉ではなくほんまに、、、。
うちのようなパッションと技術だけで生きている弱小事務所を相手にしてくれるのは海外の方だけです(チーン)
と言う事で課金レースというものは、こうも簡単にお金を出せば決まってしまうんですね!
もちろん、それに見合ったアーティスト様もたくさんいらっしゃいましたよ!!
応援されるファンの方の熱意もとてもかっこよく、みなさん本当に無理しない程度に推しアーティスト様を応援してほしい。。ほんまに。
ただ、投票(投げ銭)をしてくださっている方の人数を数えると中々闇も垣間見えてくるもので、
人数きちんと多く獲得している人もいれば、3人くらいがとにかく大きな額を投票している人もいる。
ちなみにうちが平均くらいで15〜20人といったところ。多い方は40人以上の方が投票していた。
まさにこれこそ、応援されてる人数であり1位になりそうなものだが、それでもそのたった3人のお金持ちには勝てないのだ。
人数と課金は比例しない。
それでも出演アーティストは人数ではなく課金で決まる。
音楽とはなんなのか、、、改めて考えさせられる。
このレースは海外のステージに出演ができる大会なのだが、それが課金の額で決まるとなると本質がなんなのかわからなくなってくる。
旅費は全て運営待ち
と書いてあるが、実際はそうではない
旅費は全てレースの課金から
だ。
だが、お金で勝ち進んだアーティスト様を否定してるわけでも、課金されるファンの方を否定しているわけでもない!当グループもファンの方が一生懸命頑張ってくださった。課金レースで得たことももちろんある。そこはお間違いないよう!
そして別にこの仕組みをしている運営や主催者が悪いということを批判しているわけではない。
あくまで日本はまさに【今】この仕組みが多いということだ。
ただ、かれこれ2歳から夢見て生きてきた芸能界。特に私は音楽が好きで、どんなジャンルでも心を動かされる音楽が好きだった。
音楽だけは実力(センスやパフォーマンス)が勝負だと思っていたが、そんな夢のような話はなかったということだ。
人気がある、センスがいい、実力がすごい、荒削りだけどこれからきそう!
そんな音楽を海外に持って行くわけではなく
出資者が多い人が海外に音楽を持って行く
そういうレースなのだ。
わかってはいてもちょっぴり悲しい笑
と言う話だ。
しかし、いくら男性の方が稼いでいるからといっても、50000円をぽんぽん投票できるのはやはりすごい。ただ何もないチャットに投票をして行くだけのところで、誰がポーンと50000円を投票できるのか、、、本当にかっこいい。
ここに男女の応援のスタンスの違いがよく出ているとも思う。(もちろん男女以外にも音楽スタイルにもよる)
出資系のレースといえば、私は韓国の番組の「キングダム」というのが好きだった。
これについてはまた次の記事に書きたいと思う。
課金レースではなく、純粋に音楽を聴いて審査員とオーディエンスが純粋に審査をするというイベントは今後増えて行くのだろうか?
今受けている大会のなかで課金レースではないものは1つしかない。1/4だ。
日本の芸能界にお金がないというよりは、今日本にお金がないというのが正しいのかもしれないが
音楽というものはお金ではなく心に響くものとして判断されるような時代で会ってほしいなぁ
という淡い願いでした。
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