【読書アウトプット_2】『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(改訂版) 著書:ロバート・キヨサキ
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 経済的自由があなたのものになる』(改訂版) 著書:ロバート・キヨサキ
【本について】
ロバート・キヨサキさんシリーズでも、特に盤石な基礎となる重要本です。
ロバート・キヨサキさんのいう「クワドラント」から、まずは自分がどこに属しているのか、心理テストを受けるように読んでいくと読みやすいかも。
私の属性は「E」。ここからどうするかは検討中です。
【アウトプット】
「お金持ちになりたい!」
よく聞く言葉ですし、実際そのための本がたくさんありますよね。
そのお金の先に、あなたが手にするものは何ですか?
ブランド品?旅行?グルメ?高級ホテルでの贅沢な時間?…それは人によりますが、お金があることで選べます。
本書のサブタイトルが「経済的自由があなたのものになる」です。
冒頭では「経済的自由なしには、ほんとうの自由を手に入れることはできない」とあります。
独身継続中の私には、今から誰かと生活を共にするってかなり大変に感じます。自分の時間の「自由」を少し誰かのために減らす必要があります。逆説的に入りましたが、「自由」がもたらす重要性は理解しています。
本書では、お金の得かたの違いで「経済的自由」が異なるキャッシュフロー・クワドラント(円を4等分したもの)と、投資家の5つのレベルと3つのタイプを記しています。
★E…従業員(employee)【貧乏父さん】
★S…自営業者(Self-employed)【貧乏父さん】
★B…ビジネスオーナー(business owner)【金持ち父さん】
★I…投資家(investor)【金持ち父さん】
〇Eについての特徴
無意識で求めているものは「安定」「福利厚生」。きちんと文章化されて
、確実に保証されてはじめて満足する。たいてい仕事熱心で有能。何年も
学校に通い、仕事についたあとも同じところで長いあいだ働き、経験を積
む。(仕事の安定に依存するパターン)
〇Sについての特徴
お金に関する限り、非情に独立心が強い。状況をコントロールする力を自
分の手に収め、自分自身でなんとかしようとする。徹底した完璧主義者で
あることが多い。自分の好きな方法でやる自由を確保できていること、そ
の分野の専門家でいること。その人自身がシステムになるため、そこから
離れることができない。
〇Bについての特徴
全クワドラントのすべてから優秀な人材を集め、自分の周りを固めておき
たいと思う。「システム」を持ち、そのシステムを運営するために優秀な
人材を雇っている。「リーダーシップとは、他人の力を最大限に引き出す
能力だ」
-システムをコントロールする権限を持っていること
-他人の上に立ってリーダーシップをとる能力
〇Iについての特徴
お金でお金を作り出す。お金が自分の代わりに働いてくれるので、自分で
働く必要はない。
私は、本書で裕福度についての新しい価値ができました。
「自分が物理的に労働しなくても生活に困ることなく、自分の望む生活水
準を維持していける日数」で測ることができる。裕福度を測る基準はお
金ではなく時間だ。最終的に問題なのはいくらお金を稼ぐかではなく、
どれだけのお金を持っていられるか、そのお金をどれくらいの期間自分
のために働かせることができるかだ。
あれ?お金持ちって、得る収入の多さではないようです。しがないOLを好んで行ってきた私にとっては、お金持ちって、遠い存在だと思っていました。でも違うんです。お金の働き方を変えたら、私にも「金持ち父さん」になれるんですっ!!!
では、普段の生活の中でよく耳にする「投資」ですが、投資家にも様々なレベルがあるようです。
■投資家レベル
・レベル1…ファイナンシャル教育ゼロの人
・レベル2…お金を貯めて損をする人
・レベル3…「その暇がない」と言う人
・レベル4…「私はプロだ」という人
・レベル5…資産家レベルの人(B+I)
今の私がもし投資を始めるとすると、レベル1かレベル2です。
無防備な状態で投資を始めるよりは、ファイナンシャルについて、基礎的な知識があった方がよさそうです。。。
■投資家の3つのタイプ
・Aタイプ…問題をさがす投資家(ほとんどがレベル5の投資家で、問題
解決が得意な投資家として特定の%から無限大の利子を期待
する)
・Bタイプ…答えをさがす投資家(E・Sで忙しいために答えを与えてくれ
る人をさがす)大衆向けにパッケージ化された投資。
・Cタイプ…自分がどうしたらいいか言ってくれる「専門家」をさがす
投資家
本書の記載ページは前後しますが、時代は確実に変わり、今日では、私たちはだれもが金融市場の動向に気を配り、賢い投資家になる必要があるのです。でも、だれもが将来の自分の経済状態に自分で責任を持たなくてはならなくなっている、この変化に気づいている人は少ないのです。
新しい時代とともに前に進んでいく人と、過去の考えにとらわれて取り残される人がでてくるのです。その代わりに、リスクを自ら進んで背負う人が世界を変えていくのです。「変化のときには、学習するものが世界の後継者となる。その一方ですでに学習を終えている者は自分たちには充分準備ができているが、その力を発揮する世界がもはや存在しないことに気づく」
私はそもそも勉強をしてこなかったので、これまでの自分で満足とは思っていませんし、漠然とした不安はずっと持っていました。
「懸命に働くのではなく、賢明に働け」ITが日常になり、情報時代となったからこそ、この考え方の通り、ファイナンシャル・インテリジェンスやエモーショナル・インテリジェンスが非常に必要とされ、将来においても必要だという理由もここにあるのです。
せっかく、長い人生の中で、今の状況になり、本やゲームや様々な勉強を始めたのですから、本書の通り「思いっきり大きな夢をもとう。そして、毎日少しずつ、やり過ぎないように着実に実行しよう。」と思います。
今回も、お付き合いいただき、ありがとうございました。
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