【読書アウトプット_7】『未来の働き方を考えよう』著書:ちきりん

『未来の働き方を考えよう』 
著書:ちきりん

【本について】
予告でも記載しましたが本書は2013年に出版され、現在2020年ですので7年前に書かれた本です。この7年で、国内の働き方やあり方を考えるきっかけはたくさんありました。ちきりんさんは、自らも働き方を変えた方ですが、本書の約半分は、40代からもう一つ違う職業に就くことを予め考えておくことを提案しています。人生を二度生きて楽しもうということです。

【アウトプット】
働き方の多様性はいつから出てきたのでしょうか。一部上場企業が上場継続も危なくなり、アジアの企業に日本の企業が買収されたり、副業が解禁されたり、終身雇用の破綻が訪れたり、余儀なく休業に追い込まれたりと、様々な雇用に関する出来事がありましたし、今もありますし、今後もあるでしょう。でも、まだまだnewsの中の出来事と思っている人も多いと思います。本当に他人事でしょうか?

ちきりんさんは、人の寿命が長くなったことと、生き方の多様性をまずは示しています。私もアラ○○○ですが、自分が子供の頃(しかも田舎)、現在の私の年齢で独身は何かしらお嫁にいけない理由を持った人みたいに見られたでしょう。実際はどうかというと、何も考えずに首を縦に振っていれば、結婚できたタイミングは5回ほどありました。でも、私は私の意志で今は独身を満喫しています。話を戻しまして、ちきりんさんは、その他にも3つの革命的変化を出しています。

【パワーシフト】
 その1…大組織から個人へ by IT革命
    (技術の進化が続く限り、新しい時代に成功するチャンスは個人に
     もある)
 その2…先進国から新興国へ by グローバリゼーション
    (世界でみる人口推移から、これまでの構造が変化し、明らかに新      興国が中心になっていく)
 その3…ストックからフローへ by 人生の長期化
    (お金を貯めて生きる以上に、もっと生きる時間が増えるので、柔
     軟な生き方が必要になる)

私は就職氷河期世代なので「私を雇ってくれた(感謝)」感が強くて、会社への忠誠心が自然と芽生えていましたし、今みたいに多様な生き方はまだまだ特殊でした。そのため、多様な働き方が出始めたときは単純に「まだまだ甘いな~。子供のわがままじゃん。」って思っていた世代です。1日、1週間、1ヶ月、1年の時間の使い方、考え方の中心はもちろん仕事でした。でも、そもそも「私」は?その時の私だからこそ、生きる中で、今だからできることはたくさんあります。やってはダメとは誰も言わないけれど、周りでやっている人がいないと、人ってなかなか動けません。でも、まだまだそんな考えたに凝り固まっていない若い方々は、いとも簡単に生きたいように生きる選択をしています。

だからこそ、ちきりんさんは、社会人になって20年経験したからこそ選択できる、第二の職業でもう一つの人生を選択することを進めています。私も人生の半分近く社会人をやってきたことで、世の中への視野の広さも、業界のことも、会社全体のことも、パワーバランスも、仕事の要領も、社会人1年目よりは意識しなくてもわかるようになりました。皆さんも、就職活動の頃「自分がどんな仕事に向いているのか、何にやりがいを感じるのかわからない」だったと思います。今は自分の得意なことも、どこでやりがいや充実感を感じるのか、わかるようになっていたとして、次に選択する仕事って自分に合いそうだと思いません?自分にフィットした仕事なら、仕事への向き合い方も変わりますよね。さらに働き方も、もっと柔軟に選択できたら、本当の意味の「ワークライフバランス」も可能ですよね。

それを実現するためには、自分の一生を自分で設計しないと、ただの放浪者になりそうです。なんとなくでその都度選択するのではなく、何事もゴールまでのシナリオを描いていけば、いわゆる5W2Hが明確になってくるのです。

皆さんも目指すものができたときの自分は何の迷いもなく、一直線にそれに向かっていきますよね。私ももちろんそのタイプ!今、まさに何かに突っ走ている人も、懐かしいな~と感じる人も「充実」は半端ないですよね!

自分の生きる目標を、改めて考えて、生き方見直そう!
ほら、ワクワクするでしょ!!!^^

今回も、最後までありがとうございました。

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