事実と真実
暑がりなキミと寒がりなワタシ。
態度で示すキミと言葉でほしいワタシ。
正反対だからこそ補えあえていた。
正反対だから、わかり合えなかった。
もはや正反対でもなかったのかもしれない。
対局していない2人だった。
花言葉を気にするワタシと花にも気づいてないキミ。
見ていたものが違った。
事実は1つだけど、ワタシと、キミ、それぞれの真実があった。
第三の立場がいないから、事実が見えてこない。
第三の立場がいないから、2人で事実をつくればよかった。
人の数だけ真実はある。
けれど事実はいつだって、いつも1つなのだ。
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