【介護保険外】サービスに付加価値をつけないと、生き残れなくなってしまう
こんにちは、アルゴです。
今月、障害をお持ちの方と契約し、サービスを開始しています。
私も高齢者福祉ひとすじ20年だったので、恥ずかしながら障害者のサービスや法律にはそこまで詳しくないんですね。
(介福とった時に勉強はしましたが、もう忘れたし、法律もけっこう変わっているでしょう)
『障害者総合支援法』の中で移動支援というサービスがあって、私がやっている外出支援と同じような内容となっています。
いろいろ調べたんですが、事業者はふつうに高齢者介護などをやっているヘルパー事業所だったりもするんですが、移動支援の指定事業所に登録していると、お客さんはサービスを安く利用できるんだとか。
電車やバスなど、公共の交通機関を使っても障害者割引やガイドヘルパーの割引が適用されることもあるそうです。
しかも、通院や買い物など生活に必要な部分だけでなく、映画や水族館などの娯楽への同行も可能みたいですね。
私のサービスは国の保険にしばられない『自由』『お客様にあわせた柔軟な対応』であることを一つのメリットとしてきたのですが・・・
そうなると、
移動支援よりも高くて保険の聴かない、私の自費サービスの存在意義は??ってなってしまいますね。😅
結局、その障害をお持ちの方は私と契約をしてくださいましたが、もともとコネでの紹介であったこともあるかと思います。
今はご本人が元気になってしまい、ここ数年、障害のサービスは一切使っていなかったようですが、介護者の方は、障害の認定を再度受けてみて、より安い移動支援のサービスへの乗り換えも考えているとのことでした。
契約したばっかりですが、選択の自由はお客様や介護者にあるので、仕方ありませんね。
完全自費でやっている私の事業が自由度や安さで勝てないとなると、
さらに『付加価値』をつけるしかないと思います。
結論、
「多少高くても、アルゴさんだからお願いしたい」
・・・と思ってもらえるようになるということです。
結局はいつもお話ししている、『信用、信頼』の話ですよね。
先ほど書きましたが、もともとそのお客様は以前から知っている方であり、コネもあって契約をしました。
介護者さんは早く障害の認定を受けて、より安い移動支援のサービスを使いたかったみたいですが、ご本人が私を指名をしてくれたので、現在の支援に至っています。
ご本人と介護者さんの考えの相違はありますが、実際にお金を払っているのは介護者さんなので、ここままだとサービスの乗り換えはあるかもなと思いました。
付加価値といってもいろいろありますが、
たとえば、道中、楽しくお話をしてあげられるか・・・ということです。
けっこう大切なことですが、前々から書いているように、
無口な人に自分からいろいろ話しかけて楽しい気分にさせるのは、けっこう苦手なんですよね。
8〜9時間くらいかかる通院介助では、途中で話題がつきてきてお葬式のようなムードになってしまうこともしばしば。
話上手な人がうらやましいなとも思います。
まぁ、そういうものが苦手なら苦手なりに、誕生日プレゼントなどを買ってあげたりするのも良いかもしれません。
外食時、お客様の食事代を負担することは今でもありますけどね。
なんかかえって「悪い」「申し訳ない」と思わせてしまう事もあるかな…とも思いました。
時代が変わって、顧客ニーズや法律なども変わっていきます。
都度都度、やり方を変えて、自分にしか出せないサービスの付加価値を提供できれば良いなと思いました。