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改めて、クルマ好きを実感した日

先週の日曜日はalfa romeo156に乗っていた時のお仲間に誘われて、京都の高雄サンデーミーティングに行ってきました。

天気は好天。やや風はあるものの暑かったぁ~

開門は8時だったけど、その前にゲートオープンして、続々と往年の名車が入場してきて1時間後には会場は溢れんばかりのクルマが集まりました。

今回のイベントは雑誌Tipoとの連動企画で、ヤングタイマーと言われる「ちょっと古いクルマ」、80年代から90年代に発売されたが集まる企画でした。

いま、丁度その年代のクルマが人気を博している。
理由としてはそれ以前のクルマ程メンテナンスがシビアでないことや、エアコンも(それなりに?)効くから。

それと、アメリカの25年ルールが後押しされて、丁度この年代の中高車市場が数年前から高騰している。

25年ルールはアメリカにおける「クラシックカー登録制度」のことです。

基本的に日本車はアメリカで走行することはできません。これはアメリカが右側通行の国なので、“安全上の問題がある”という理由から右ハンドル車の輸入は基本的に認められていないんです。

またアメリカは世界の中でも最も厳しい安全規制が設定されています。安全性能テストの一環として「衝突試験」や排ガス検査のための「スモッグテスト」など、様々な厳しい試験をクリアしなければ車を輸入することはできません。

しかしながら製造から25年が経過していれば、アメリカ国内におけるクラシックカーとして認定されます。これにより右ハンドル車であっても厳しい安全規制は免除され、さらにはアメリカ国内でも走行が可能になります。

25年ルールをきっかけに多くの日本車がアメリカに渡り、多くのファンを魅了しました。

va  bene

まぁ~こんな背景もあるし、コロナ禍で新車の供給不足も相まって、一昔前まで注目されてなかったクルマまで高騰しているのは間違いない。

だけど、ここに集まった人達の大半は何なら当時からメンテナンスを欠かせず、大事に乗られて今も所有されている方が多い。

俺よりはるか年上の諸先輩たちが乗られているクルマなんて、ホントに素敵!

中にはご夫婦で来られている方もいて素敵だなぁ~と思いました。

エンジンルームを開けてる方のところへ行き、ちょっとした質問から車談議へ…

エンスーな諸先輩の話をお聞きするのは楽しい。

その日、その時に出会った見知らぬ方に声を掛け、また、見知らぬ方に声を掛けられる…

共通の合言葉は”クルマ好き”ってことだけ。

中には

「実はこのステアリング、バッタもんなんですよ!」

と笑いながら仰る方も。

個人的には誰が見ても羨むような高額なクルマより、そうじゃなくてもそのクルマに惚れこんで自分でメンテされて大事に乗られている方がお人柄も伺えるし、そういう方とお話させてもらうのが楽しい。

そんな人の目はいつまでも少年の様なキラキラ✨した眼で、素敵な笑顔を見せながら話して下さる。

俺もそういう”大人”になりたいなぁ~と…

何かそういう時間っていいよなぁ~って改めて思えた日でした。


とは言え、うちに新しく加入した20年前のalfa romeo156を駆る20代の若者とも少し話せた。

”若者のクルマ離れ”と言われているけど、敢えてそのチョイスをする兵だなぁ~って思った。





とは言え、実は俺案外人見知り…😅



仕事では全然、飛び込み営業OKなんだけど、プライベートでは滅茶苦茶慎重に空気を読みながら、人の後ろから話の流れでタイミングを慎重に見計らって話の輪に入るタイプ。

なので、話が出来ず仕舞いってこともよくある。

今更ながら、そこは成長しないのよねぇ~




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