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大人になってからの友情

こんばんは、アレクサンドリアです。

仲良しの友人達で食事に行ってきました。
大人になってからできた友達は、昔からの馴染みの友達とはまた違って、良いものですね。

穏やかに流れる空気。
共通したテーマがある関係性の中で、それぞれが個別に興味を持つことについて自由に話し、お互いに尊重し合える雰囲気。

自立した大人同士が、盲信的にならずに健全な批評眼を持つのは大切なことです。

その場で一つだけが正解のような空気になると、そんなことはあるわけないのに、まわりに合わせなきゃと疲れてしまうと思います。

そんな関係は嘘っぽいし、長続きしない。

やはり人は、思想も感情も行動も自由な生きものです。そういうことが分かり合える関係は心地良いです。

適度な距離感と、社会性をまとった対応。
人は2人以上になれば、そこに社会が生まれるのです。

そして根本には人間愛の精神が流れている関係がすてきです。

自由闊達な意見交換の中で、もしも言い過ぎてしまったり、相手の痛みを刺激してしまったのなら、すぐに謝ればいいのです。
幼稚園の園庭で、先生に「ごめんねを言いましょうね。」と促されたあの日と同じことをすれば良いのです。

昔からの友達は、子供という土台の上に、大人という衣装をまとっていますから、多少の粗相も、子供時代を思い出して許してもらえたりしますが、

大人になってからの友達は、土台も大人ですから、失敗を挽回するのは難しい。でも、自分にその人との関係性を続けたいとの熱意があれば、伝わる場合もあります。

場合もあると書いたのは、こちらが続けたくても、相手が拒絶してしまうこともあるからです。その時は潔く撤退するのも良いかと思います。

こうしたことは私の考えですので、皆様にはまた自由なお考えがあることと思います。

ところで占星術では、共通の楽しみを持つ友人は、11ハウスが表します。
幼なじみや近所の人は3ハウスが表します。
家族や身内のような関係性の人は4ハウスが表します。

自然体の個人に近い3、4ハウスに幼なじみや近しい友人が入っており、個人と社会の統合のほぼ最終段階の11ハウスに友人が入っています。

ここからも、友人との親交というのは、個人性だけでは対応できず、
個人を完成させた(6H)一社会人として(7H)、他者との対等な関係をさらに深め(8H)、また普遍的な思想を探求し得て(9H)、自分なりに社会で頂点を極めた(10H)後に、ようやく対応できるものと、占星術からは読み取れます。

そう考えると、友情は社会性を超えた先の、互いが互いを認め合う高レベルなものなのだな、と改めて思いました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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