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如月は自分にとって特別な月 #7

私にとって2月というのはこの2年間の自分にとっていい意味でも悪い意味でも思い出深い月だ。

2年前、つまり2020年の2月は前の彼女とともに旅をし、恋に落ちたとき。いままでただの気の知れた先輩に過ぎなかった人が、ふとしたきっかけで気づいたら異性として特別な存在になっていた。

周りの人には「運命なんて信じてない」と強がってるわりには、ちょっとしたトキメキや偶然が重なるだけですぐに「あ、これ何かあるかも」と脳内変換してしまう癖はなんとかしたい。

そして1年前の2021年の2月は、そんな素敵な思い出のあった前の彼女と別れを決め、恋破れたとき。相手は社会人1年目で新たな環境に慣れるのに一杯一杯。なんとか自分が支えてあげたいと思いつつも、なにもしてあげることができない無力さから、次第に会うことさえも気が遠くなっていった。

「きっとこの先長い間傍にいれる気がするなあ」と勝手に想像してしまっていた分、思っていたよりも随分と早く別れがきてしまったことで、当時は失意に溺れていた。

それから1年の月日を経て、2022年の2月。今年は彼女も好きな人もいない穏やかな(?)平凡な(?)日々を過ごしている。

最近は、仲良くなった女性と会ったり、知り合い同士を紹介し合って男女2対2で遊んだり、彼女のいない今だからこそできることを楽しんでいる。

文字で見るだけだと”遊んでるひと”ととれるかもしれないし、実際そう言われてしまえば否定はしきれない。自分としては、様々な異性の考え方、魅力、雰囲気に触れることで、女性の気持ちが少しでも分かる人間になれると思っている。恋愛関連の本やYoutubeに頼るよりもよっぽど学びが深い。

一方で、まだお互いを知ってから時間が経っていない女性と話すことは結構気を遣う。どこまで聞いていいのかのラインも人によってまちまちで、自分についてどこまで開示するべきかも悩ましい。

こんな近況を友達にやんわりと話し、そろそろ彼女作ってもいいのかもなあなんて思いつつ、かといってマッチングアプリをやってみたり、合コンとかに出て本気で探してまで作るのは違うんだよね〜的な甘ったれたことを言ってると

「今お前が求めてるのって、たぶん彼女という存在そのものというよりかは、2人で思い出を作ったり、楽しいことを共有したり、そういう”彼女と過ごす唯一無二な時間”みたいなことなんじゃないかな??」

と返事が帰ってきて、まさにそれだわ〜ってなった。自分にとって特別な存在の人と過ごす時間は友達や家族と過ごす時間とはまた違う。さらに2月という別れてちょうど1年という区切りがその思いに拍車をかけてるのかなあ、と。

随分と取り留めのない話になってしまったが、そんな自分にとって少し特別な2月という月もそろそろ終わりに近づいている。学生生活も残り少ないので、ぼーっとせずにポジティブに毎日を過ごしていきたいと思う。

全然話がずれるが、昔の2月の呼び方ってなんていうかご存知でしょうか??正解がわからない方はタイトルに戻ってみてください〜〜


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