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日本の人がアメリカのクレジットカードを作れるのか???

割引あり

0.はじめに

  • 旅行が好きということもあり、数年前からポイ活やクレジットカードの入会キャンペーンを活用してポイントを貯めています。

  • 日本国内のクレジットカード特典を概ね一巡したところで、アメリカのクレジットカードに興味を持ちはじめました。

  • アメリカは金融大国で市場競争が激しいということもあり、クレジットカードの特典は日本よりもはるかに豪華です。

  • アメリカのクレジットカードも申請のハードルがあり、基本アメリカ在住者である必要があります。海外のブログ情報でアメリカに常住してなくても、アメリカのクレカを取得した実績が結構あります。

  • こんな申請方法もあるんだなという感覚でNoteをご覧ください。
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1.アメリカのクレジットカードはいいの?

アメリカのクレジットカードは、日本のクレジットカードと比べていくつかの魅力的な特徴があります。以下にいくつかのポイントを挙げていきます。

  • ポイント還元率が高い
    アメリカのクレジットカードは、多くの場合、ポイント還元率が非常に高いです。普段の支払いで1%以上のポイント還元率があるカードも珍しくありません。また、特定のカテゴリー(旅行、レストラン、ガソリンスタンドなど)での支払いに対して、より高いポイント還元率を提供するカードもあります。

  • 多様な特典がある
    アメリカのクレジットカードには、ポイント還元以外にも多様な特典が用意されています。たとえば、航空会社と提携しているクレジットカードは、フライトの割引や無料の航空券、空港ラウンジの利用などが可能です。また、ホテルと提携しているカードは、無料の宿泊、スパの利用、部屋のアップグレードなどが可能です。これらの特典は、カードの種類によって異なりますが、旅行好きには非常に魅力的なものです
    マリオット系のホテルが好きな方であれば、Marriott Brilliantカード+Marriott Businessカードを作れば年間40泊の宿泊実績がつき、日本のマリオットボンヴォイプレミアムカードと合わせたらデフォルトで55泊付くため、チタンエリートも簡単に達成できます。
    また、Marriott Brilliantであればマリオットプラチナ、Hilton Aspireであればヒルトンダイヤモンド資格がカード所持するだけで付与されますので、エリート会員修行の概念もなくなります。
    さらに、Chaseであれば、HyattやIHGのカードも作成できるため、最初の1枚を取得することによってその後のカードライフの可能性が無限に広がります。

  • サインアップボーナスが豪華
    アメリカのクレジットカードには、サインアップボーナスがあります。このボーナスは、カードを新規に申し込んだ人に与えられるもので、通常は一定額のポイントやキャッシュバックがもらえます。このボーナスは、普段の支払いで稼いだポイントよりも多くなることがあるため、非常に魅力的です。

  • 希少価値が高い
    Ritz-Carltonホテル好きな方かなりいらっしゃると思います。
    ChaseではRitz-Carlton Credit Cardを発行しています。このカードは直接発行できないため、一度Chaseのマリオットカードを発行してカード種類を変更することで獲得できますが、ハードルが高いからこそかなり希少価値が高い一枚です。
    また、VISAブランドでVisa Infiniteの各種特典も利用できるため、AMEX FHRのVISA版としてマリオット系列以外のホテル宿泊時も活用できます。
    さらに、カードは金属製で28gもあるため、世界で一番重いカードと言われており、重厚感抜群です。

2.アメリカのクレジットカード申請条件

アメリカのクレジットカードを申請するには以下の条件を満たす必要があります。

  1. クレジットヒストリ
    アメリカのクレジットカードを申し込むためには、クレジットヒストリーが必要です。つまり、過去にクレジットカードを持っていたり、ローンを組んでいたり、支払いが遅延したことがある場合、それらの情報がクレジットレポートに記録され、クレジットスコアが算出されます。

  2. ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)
    SSNは日本でいう社会保障番号です。アメリカに就労していれば取得できます。カード会社によって必須のところもあります。

  3. 納税者番号(ITIN)
    #2同様に納税者が取得できる番号であるため、就労していれば取得できます。
    SSN持たない人がITINを代わりに利用できるカード会社が多いです。

  4. 米国住所
    カードの受領、書類の受け取りに利用します。

  5. 米国電話番号
    カードの申請連絡、セキュリティ認証用に利用します。

  6. 米国銀行口座
    カード代金の支払いに利用します。

  7. 米国住所証明
    アメリカのクレジットヒストリがあれば、カード発行時に住所証明は聞かれないようだが、初めてアメリカのクレジットカードを申請する場合に必要となる可能性が高いです。
    住所証明に利用できる書類は発行会社によって異なりますが、アメックスの場合は、公共料金請求書、Bank Statement、電話料金請求書、インターネット料金請求書、賃貸契約書など

3.海外の方がアメリカのクレジットカードを発行する手法

通常であれば上記条件をクリアすることが難しいため、アメリカのクレジットカードを発行できません。
一方で、アメックスのGlobal Transfer制度(GT)を利用すれば、いくつかの条件を満たさなくてもアメリカのアメックスカードを発行できます。

  1. アメックスのGlobal Transferとは
    アメックスのGlobal TransferはA国のアメックス信用情報を使ってB国のアメックスカードを発行する制度です。
    移住予定者が移住先の国で生活が困らないように設けられた制度だと思いますが、日本のアメックスカードを持っていれば、そのクレヒスを使ってアメリカのアメックスカードを申請できるということです。
    また、これを使うことによって上記申請条件#1をクリアできます。
    海外掲示板の経験談によると、大体半年ぐらいアメックスカードを利用していれば、その信用情報をGTに利用できるそうです。

  2. Global Transfer経由で申請する場合に必要な条件
    Global Transferは移住する人向けの制度であり、SSNとITINは不要です。
    つまり、以下の条件を満たせば理論上アメリカのアメックスカードを発行できます。
    ①日本アメックス※発行のアメックスカード(プロパ・提携問わず)
    ②米国住所
    ③米国電話番号
    ③米国銀行口座
    ④住所証明(GTの場合はほぼ求められます)
    ※日本アメックスとは日本のアメックスのことです。アメックスプラチナ、ゴールドなどのプロパカードに加えて、マリオットボンヴォイやヒルトンなどの提携カードを含みます。ただし、セゾンや楽天などのアメックスブランドを使って発行されたカードはアメックスが信用情報を持っていないため、GTに利用できないです。これから日本のアメックスカードを申請される方はご紹介できますので、お気軽にご連絡ください。

    上記情報の揃え方は、本編後半の有料パートにて各種情報の取得方法をまとめております。

  3. イニシャルコスト、ランニングコスト、その他必要条件
    カード発行までのイニシャルコストはおよそ80ドル〜120ドルです。(住所登録、電話番号、住所証明)
    毎月のランニングコストはおよそ10ドル〜です。
    また、アメリカのHome addressに届いたカードを日本に郵送する場合は郵送代が別途かかります。

    アメックスカード申請後はアメックスのヘルプデスクに電話する必要がありますが、旅行で使える英語レベルで大丈夫そうです(本人確認するために個人情報を聞かれ、住所証明のアップロード方法を会話するぐらいです)
    なお、カード発行までにかかる時間は一概には言えないですが、最速1週間で承認されるみたいです。
    最後に、住所証明に利用する携帯電話代の請求書は通信サービスの契約が必要なため、eSIM対応のスマートフォンが必要です。

4.ディスクレーマー

これ以降の内容は海外のブログ情報を取りまとめたものであり、クレジットカードの申請はアメックスによる厳重な審査が必要のため、必ずカードが発行される保証はありません(日本のクレカも同じだと思います)。
また、法律の専門家ではないため、有料パートの情報をお読みの上、リスクあるかどうかはご自身で判断した上で、取り組んでいただければと思います。
クレジットカードを取得できても違法行為に利用しないようお願いいたします。

皆さんが気になる質問を3つほど、Chatgptに確認した結果を載せておきます。


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お問い合わせいただく際はNote購入者のIDもご教示のうえ質問をお願いいたします。

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