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Carol


「まるで天から落ちた様」


美しく優雅な女性キャロルと

平凡な生活に自分の居場所を見出せないテレーズ


1950年代NYの百貨店、玩具売場、クリスマス前

二人は出会いました。


このお話は、宣伝からも分かる様に、

レズビアンと自覚しているキャロルと


ボーイフレンドは沢山いるのに何故か夢中になれない

人生の中で人間に興味が持てないテレーズのお話でした。


まだ小さな可愛い娘がいる母親でもあるキャロル

50年代ではいくらのアメリカでも、まだ女性が同性愛者だと大きな声では言えない時代だったと思います。


そんな中、キャロルは自分の強さと、

自分の人生は私自身でクルーズして生きていくと、

真っ向から闘います。


私は誰の意見も指図も受けないわ


そんな中、可愛い娘と共に過ごせないクリスマス休暇を

凌ぐため、西へと旅に出ます。

テレーズと一緒に。


娘の為に自分を犠牲に出来ないのかと、

キャロルは何度も夫から説き伏せられますが、

キャロルは、変えません。

自分の信念を曲げません。


娘に会いたい、母親として側に居たい

そんな思いもありながら、

キャロルは一人で新しい船出の決意を固くします。


ここまで、自分の信念を信条にできる女性が

羨ましい と思いました。


正解なのか、不正解なのかは、

答えなんて、きっと無いのだと。


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