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日本版ライドシェアの顛末

はじめに
 導入時も海外のライドシェアに比べて忖度しまくりで批判されまくりだった日本版ライドシェア(「日本版」とかわざわざつけなくちゃいけないならもうライドシェアじゃないんじゃ、、)

 全面解禁に向けた法整備が進むはずでしたが、やはり頓挫した模様。骨抜きにするの、好きですよね、、

概要
 日本版ライドシェアは4/1にスタートしたわけですが、この時点で「日本版」ならではの規制が存在していました。
・タクシー会社とそのアプリをプラットフォームとする
・アプリ経由でタクシーか一般ドライバーかを選ぶ
 元々ライドシェア導入も海外からの流れで仕方なく、ですがタクシー業界から猛反発を受けてタクシーアプリ経由に、という中途半端な導入でしたが、今回配車アプリへの新規参入なし、法整備も時期尚早、制度の検証を優先と、またも中途半端なものになった模様、、やる気ないでしょ、ポーズつけてるだけでしょ?と思った方も多いのではないでしょうか?(ワタシです

 因みに法整備、と言っている対象はコチラ↓

 日本で乗客を有償で運送するためにはタクシー事業者としての許可が必要とされる法律は、「道路運送法」(正式名称:道路運送法(昭和26年法律第183号))です。この法律に基づき、乗客を運送するためには国土交通省からの許可が必要であり、無許可での有償運送は違法とされています。

 これがすなわち日本ではタクシー業界限定に繋がるわけですね。(GPT4oに出してもらいました)
 
 これに違反すると「白タク」です。成田空港周辺ではインバウンド向けのアプリで予約客を乗せる「白タク」が急増してるとかしてないとか、、

まとめ
 今後も検証、議論はしていくとのことですが、期限設けず、とのことなので、コトを勧める気がないと言われても仕方ないですね。

 勿論乗客の安全第一ですから、車内カメラの設置や運転手のスキル確認、トラブル時の対応など、詳細を詰める必要はありますが、自由競争を妨げ続けるのは如何なものか?利用者にとって何が良いのか、を念頭に是非期限を切った前向きな議論を進めてほしいと思います。

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