岸 晶子

子育て終わり、50代半ばからデジタル人材育成の仕事をしてます リスキリングした主婦なら…

岸 晶子

子育て終わり、50代半ばからデジタル人材育成の仕事をしてます リスキリングした主婦ならではの視点からDXや生成AI、新しいビジネスモデルなどについて書きます

最近の記事

カフェ利用サブスクアプリと昔ながらのコーヒーチケットとの違いを生成AIに聞いてみた

はじめに  何かnoteのネタはないかなーとネットを見ていたところ、カフェのサブスクアプリを見つけました。カフェにもサブスクが進出してるのか!と、 お気に入りカフェとかないワタシは一瞬感心しましたが、よくよく考えると昔からコーヒーチケットはありましたよね?10杯分のお金で11杯分のチケットが綴になってるようなタイプ。  そこで今回は、「カフェのサブスクとコーヒーチケット、どんな違いがあるのでしょう?」というお題でいきたいと思います!  今回は4オムニ君にこの2種類の違いを

    • JINSのサイトで手軽にAR体験した話

      はじめに  普段、DX関連の仕事をしているせいか、生活周りでDXモデルやデジタル化の事例を見つけると、嬉しくてこちらのnoteにも良くその事例について書かせていただいている私ですが、今回はメガネメーカー、JINSのサイトでのAR技術を使ったメガネの試着について書きたいと思います。 JINSのサイトでの試着機能の概要  JINSが提供するAR試着サービスは、スマートフォンやタブレットのカメラを利用して、実際に自分の顔にメガネをかけたような映像をリアルタイムで確認できる機能です

      • テスラは自動車製造業ではないと言うお話

        はじめに  電気自動車の台頭が著しいですが、やはりその先頭を走っているのはテスラでしょう。最近はちょっと勢いが落ちてますが、脱炭素の流れを考えればまた盛り返して来るでしょう。自動運転技術の流れもありますし。  が、テスラの本当のすごさは、自動車を作っているけど自動車製造業じゃないところにある!  ということで、今回はテスラの革新的なビジネスモデルについて書いていこうと思います! テスラのビジネスモデル概要  テスラのビジネスモデルは、大きく分けて以下の3つから成り立って

        • 生成AIは人の仕事を奪う前にソフトウエアの仕事を奪うと思った話ーソネット君に聞いてみたー

          はじめに  ワタシは仕事に生成AIを使います。noteを書く際のアイデア壁打ち、資料や記事のまとめにも良く使います。何度も登場していますが、相棒はchat GPT4o、オムニ君と、Claude3.5、ソネット君です。  先日、スマホでnoteの下書きをしていてふと思いました。 AIは人の仕事を奪うと言うけど、それより先に一つの能力に特化したタイプのソフトウェアやアプリを代替しつつあるんじゃない?  例えば検索機能、例えば翻訳機能 数え上げればキリがないほどです。何故なら

        カフェ利用サブスクアプリと昔ながらのコーヒーチケットとの違いを生成AIに聞いてみた

          駐車券がない駐車場体験記

          はじめに  ワタシには買い物の際よく利用する駐車場が何ヶ所かあります。先日そのうちの1箇所、某立体駐車場がリニューアルされ、カメラ認証式の精算方式になっていました。  スムーズになったし、スピーディにもなりましたが、初体験そのものは戸惑いやら疑問やらもあり。ですが総じて面白い体験でしたので、今回はこれをテーマに書いていこうと思います。 駐車券がない!  まず大体の流れを説明します。 1.入り口。バーなし、券の出力なし。 「カメラで認識してますのでそのままお進み下さい」みた

          駐車券がない駐車場体験記

          町会活動とデジタル化

          はじめに  お盆休みが終わりましたね。皆様如何お過ごしでしたでしょうか?ワタクシは毎年この時期は夫と2人して町会の祭準備に捧げております 笑  ところで近年、アナログな町会活動への苦言を多く聞きます。今回はこの活動内容と、どうすればもっと活動がラクになるかを考えて行きたいと思います。  私達夫婦はここ20年ほど、東京都下とはいえ超田舎の町会に属し、子供会やら地元小学校のPTAやらから始まり、今は青年部(といっても田舎の青年部は50代ですが)的な組織に所属し、毎年しっかり活

          町会活動とデジタル化

          雑誌『LDK』のビジネスモデルを考える

          はじめに  出版不況が長く続いていますね。何なら紙の本は無くなるとか町の本屋はもう、とか言われていますが、そんななか、元気に部数を伸ばしている雑誌があります。その名も 『LDK』 『LDK』はいわゆる生活情報誌ですが、そのスタンスが消費者の共感を呼び、人気を博しているのです。今回はそんな『LDK』をビジネスモデルの面から解説します。 LDKの特徴  以下にその特徴を挙げていきます。今回も我が相棒、Claude3.5、ソネット君に協力してもらっています。 1. 商品テスト重

          雑誌『LDK』のビジネスモデルを考える

          ネスレ日本のサブスク型ビジネスモデル

          はじめに  ネスレのバリスタ、ご存知の方も多いと思います。出てきた当初は、その斬新なビジネスモデルで話題になりましたよね?  インスタントコーヒーを最高に美味しく作るマシーン、というのがまずワタシは凄いと思いました。インスタントコーヒーは美味い不味いをとやかく言う存在とは思ってなかったと言うのもあり、、ネスレさんすみません!  ということで、今回はバリスタのビジネスモデルを改めて考えてみたいと思います! バリスタのビジネスモデル  このビジネスモデルをDXの観点から説明

          ネスレ日本のサブスク型ビジネスモデル

          地方都市の交通システムと全国共通交通系ICカード導入のジレンマ

          はじめに  先日ネット上で、熊本市がSuicaなどの全国共通交通系ICカード決済を廃止するというローカルニュースを見つけました。  DX的に見て時代に逆行しているとしか思えないニュースに驚きましたが、よくよく中身を見てみると無理もない、というか、何というか、、 このニュースの概要  ニュースの内容は以下の通りです。 「熊本市電では、2026年4月に全国交通系ICカード決済を廃止する予定で、バスについては今年度内に廃止されます。この背景には、熊本市のバス利用者が約50年間

          地方都市の交通システムと全国共通交通系ICカード導入のジレンマ

          ユニコーンラボの野菜栽培キットが面白い!

          はじめに  夏休みが始まりましたね!お子さん達、その親御さん達は自由研究で頭を悩ます季節です。 そんな皆さんに面白いキットを見つけたので🎵 野菜栽培キット  ユニコーンラボの、その名も野菜栽培キット‼️  コンセプトが面白いのです ・子供達が自力で ・お小遣いをもらう代わりに、自分で作った野菜を親御さんに買ってもらう ・値付けも自分でやる事で物の値段の意味を知る ・野菜を育てる苦労を知る ・野菜が育つ過程を体験する その為のキットなのだそうで、比較的成長が早い(最短2

          ユニコーンラボの野菜栽培キットが面白い!

          ギャングスタガーデナー、ロン・フィンリーの活動から日本の食料自給率向上を考える

          はじめに  日本の食料自給率の低さは周知の事実です。カロリーベースで僅か38%。先進国の中でも際立って低い数値です。国土が狭く、平地が少ないことも勿論ありますが、第一次産業を守らない政策が長年続いていることも大きいでしょう。  国にお金があった頃は輸入に頼ればよかったのかも知れませんが、今や長引く不景気の上、空前の円安で輸入食料も買い負け傾向、オマケに世界的に食糧事情は悪くなる一方です。自国民を差し置いて他国の援助をする国などありませんから、戦争や大災害が起こるまでもなく、

          ギャングスタガーデナー、ロン・フィンリーの活動から日本の食料自給率向上を考える

          エアコンのサブスクで環境保護にも貢献するダイキンのビジネスモデルが凄い!

          はじめに  7月に入って早々の酷暑日連発と、今夏の暑さも耐え難いものになりそうです。クーラー無くしてはリアルな意味で生きていけない!  そんな中、エアコン業界の雄、DX推進でも名を馳せるダイキン工業が、タンザニアで数年前から進めるエアコン導入推進策が面白いので、今回はこのテーマで書いて行きたいと思います。 タンザニアのエアコン事情  まずタンザニアでのエアコン事情について軽く説明します。  途上国であるタンザニアは気温の高さにもかかわらずエアコン普及率はわずか1%。そし

          エアコンのサブスクで環境保護にも貢献するダイキンのビジネスモデルが凄い!

          八丈島を舞台に自動運転、モビリティサービスの実証実験が始まる!

          はじめに  「海外に比べて日本はなかなか自動運転やMaasが進まないなー。やっぱり石橋を叩いてもなかなか渡れない国民性なのかなー」 と思っていたのですが、今月から東京都主導で八丈島を舞台に自動運転、モビリティサービスの実証実験が始まるそうです。いわば交通系DXです。これは興味深い! 実験の詳細  実験の核となるのは、AIデマンドタクシー、シェアリングモビリティ、自動運転バスの3つです。AIデマンドタクシーは、人工知能による最適ルート設定で運行効率を高め、シェアリングモビリ

          八丈島を舞台に自動運転、モビリティサービスの実証実験が始まる!

          Claude3.5と一緒に、路線バスの収益性改善について考えてみた

          はじめに  路線バスは地域の重要な足です。都心にも田舎にも縦横にルートが張り巡らされていますし、道路を走っているのに時刻表から大きくズレることは滅多になく、そして安い!  しかし、人口減少に高齢化、車での移動など、多くの地域で利用者数が減少し、バス事業者の経営は厳しさを増しています。路線の廃止が進み、特に地方部では交通弱者の移動手段確保が大きな課題となっています。  ということで、今回は路線バスの収益改善について考えていきたいと思います。超田舎居住者、今はどこに行くにも車

          Claude3.5と一緒に、路線バスの収益性改善について考えてみた

          いつの間にかイオンリテールが新業態をオープンさせていた話

          はじめに  ワタシの家は東京都ではありますが、超田舎にあります。20年前引っ越してきた時は、不便さにビックリしたものですが、数年後にイオンモールができ、それはもう便利になりました。  最近では都会の人が田舎にはイオンモールがあるからそこは(あくまで「そこは」笑)羨ましい、という話も聞きます。一旦そこに行けば、 ・色々な店があり ・老若男女それぞれが楽しめて ・屋根があるから雨でも移動が楽ちんで ・買い物も食事も映画をはじめとするエンタメも網羅している からだとか。まあ田舎は

          いつの間にかイオンリテールが新業態をオープンさせていた話

          キャッシュレス化と新紙幣

          はじめに  2024年7月3日、つまり明日、新紙幣が登場するそうです。子供の頃は新紙幣登場と聞くとワクワクしたものでしたが、今回の新紙幣改刷、どうも世間を見渡すとワクワク感どころかむしろ冷めた感が、、何故でしょう? 新紙幣改刷間隔  まず基本情報として、日本の新紙幣改刷間隔は大体20年だそうです。忘れてましたが、前回は2004年らしいです(我が相棒、Claude3.5調べ  正直なところ、そんなに頻繁なの!?という感じです。ちなみに、今回の新紙幣改刷の発表があったのは20

          キャッシュレス化と新紙幣