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JINSのサイトで手軽にAR体験した話


はじめに
 普段、DX関連の仕事をしているせいか、生活周りでDXモデルやデジタル化の事例を見つけると、嬉しくてこちらのnoteにも良くその事例について書かせていただいている私ですが、今回はメガネメーカー、JINSのサイトでのAR技術を使ったメガネの試着について書きたいと思います。

JINSのサイトでの試着機能の概要
 JINSが提供するAR試着サービスは、スマートフォンやタブレットのカメラを利用して、実際に自分の顔にメガネをかけたような映像をリアルタイムで確認できる機能です。この機能の主な特徴は以下の通りです。

・豊富な商品ラインナップから選択可能
・リアルタイムでの3D表示
・アプリのダウンロード不要で簡単に利用可能
・試着から購入までシームレスに連携

 このサービスにより、顧客は時間や場所の制約なく、より多くの商品を試すことができます。自宅で、じっくりと商品を吟味できることで、より満足度の高い購買決定につながります。お店であれもこれも、と試すのはちょっと気が引けても自宅でなら試したい放題!リアルなら選ばないデザインを試してみて、意外にイケる!という体験もできるかもしれませんね?

メガネとAR試着は相性が良い
メガネとAR技術の組み合わせは、相性が良いと言えます。その理由としては

◯視覚に直接関わる製品
メガネは顔の一部として常に視界に入るアイテムです。AR技術を用いることで、実際に装着したときの見た目を高い精度で再現できます。
◯フィッティングの重要性
メガネは顔の形や大きさに合わせる必要があります。AR試着では、自分の顔に合わせてフレームのサイズや形状を確認できるため、より適切な選択が可能になります。
◯デザインの多様性
メガネは機能性だけでなく、ファッションアイテムとしての側面も持ちます。AR試着により、色々なデザインや色を簡単に試すことができます。
◯頻繁な買い替え
視力の変化や流行の移り変わりにより、メガネは比較的頻繁に買い替えられる商品です。JINSはメガネに価格破壊を起こしてくれましたし。
AR試着は、お店に行く、人前で試着する、という負担をなくします。
◯データ収集と分析
AR試着を通じて、JINSは顧客の好みや行動パターンに関する貴重なデータを収集できます。これにより、商品開発やマーケティング戦略の最適化が可能になります。

今回私は、息子が試着してるのを見せてもらい、その精度にビックリしました。自分の顔でもやってみましたが、顔の動きにメガネの画像が違和感なくついてきます。こんな身近なところでAR体験が出来るのか、とちょっと感動しました!

まとめ
 JINSのAR試着サービスは、他の小売分野にも応用可能だと思います。例えば、ジュエリーや化粧品など、他の「試着」が重要な商品カテゴリーでも同様のアプローチが有効かもしれません。洋服など、体型にフィットするかを確認すべき対象よりも、メガネは形が変わりませんから柔らかい素材の洋服よりよりARとの相性が良いかもしれませんね。
 ですが、プライバシーの保護やデジタルデバイドの解消など、克服すべき課題も存在します。これらの課題に適切に対処しながら、テクノロジーの恩恵を最大限に活用することが今後の課題でしょうか。
 JINSの取り組みは、デジタル時代における小売業の未来像を示すケースだと思います。今後、他の企業がどのようにサービスをデジタル化してくるか、注目したいと思います。

オマケ
 今回のイラストも4o君にお任せで書いてもらいました。
「自宅でJINSのAR試着をしてるイメージ」
書き直してもらう間に、リアルな絵柄からいきなりポップな絵柄に、、変わるタイミングがいまだに掴めません。

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