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「しっかりやろう。」・「しっかりして。」   を使えるように。

”しっかり”ってなんですかね?!
文章を読んでいても、書いていても自然と、この言葉が頭によぎり、自然に発していることに気づきました。
きっと多くの人がこの言葉を無意識のうちに使っているのではないかと思います。

マダガスカルに来てこの言葉を発せなくなってから、気付きました。今この瞬間の事象に対して、コミュニケーションに対して、この言葉を頻繁に使いたいと、思っている自分がいたからです。

学生時代のサッカーしていた時にも、サッカーの指導してた時にも無意識に使っていました。日常生活だけでなく、仕事中もよく使っていたと思います。

「しっかり」が、話し手と聞き手の両方で、正しく認識し合うにはいくつも前提条件が揃っていないと不可能です。

しっかりやろうとは、何かひとつ基準となる行為や数値を目安として、考えたときに、そことの差を埋める行為や、その差をいい意味で大きくしたい時に使うと思います。

例えば、サッカー中に、「しっかりやれよ」と言う、チームメートもコーチもたくさんいました。
当時は違和感を持つことは一切ありませんでした。それは発言の意図の”しっかり”の意味を正しく汲み取ることがで来たからです。

いつか、マダガスカル語で”しっかり”が意味する単語をマスターしたとして、僕はその単語を積極的に使うことはないと思います。

それは日本で生活してい僕と、マダガスカルで生活している子供たちや、先生と、前提条件の一致や、共通理解がまだ思うように進んでいないからです。

抽象的なワードでコミュニケーションすることは簡単なことでも、当たり前のことではなく、むしろ、高度なコミュニケーションを行っていたことに気づけました。
やはり、コミュニケーションの充実は生活の豊かにする、大きな要因の一つです。

自分が生活しやすい環境は、自分で作っていくしか方法はないです。
これで勉強する理由がもう一つ増えました。

帰国前に「しっかりしてよ。」を使えるように成長できたら、そんな嬉しいことはないですね!!


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