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叱るより褒める

特に小学校の体育の指導時に意識したポイントです。
1クラス30人以上多いところ50人もいると運動が得意な子どももいれば苦手意識のある子どももいます。

まだ苦手意識のうちに自信をつけてほしい狙いがありました。苦手意識の終着点は運動嫌いです。一度嫌いになったものを無理に好きになるのも、自然と好きになるのも時間がかかります。

苦手意識と自信は比例していると思います。自分ならできる。挑戦してみようと思う気持ちを子どもには持ってほしいなと考えています。

ではどのような方法が効果的なのか考えました。
出来てない子どもに具体的に指摘しながら指導を進める方法。できるまで強く言い続ける。出来てないことを否定するように叱る。どれも逆効果ですね。

僕は出来ている子どもをひたすら褒めることにしました。苦手で出来ていない子どもに具体的なアドバイスをして、その子が再度挑戦しても出来なかった場合、特に自信を失っていくのではないかと考えたからです。もちろん苦手な子どもを見捨てろといっている訳ではありません。

子どもは自然と運動が得意で出来ている子を見て試行錯誤しながら時には自分流にアレンジして運動を習得していくのだと思います。それに比例してどんどん自信を持てるようにもなります。

体育の先生の位置付けで何ができるのか、何をしないといけないのか日々考えています。具体的な運動のアドバイスの前に、運動って楽しくてこれからもずっと行いたいと思ってほしいです。それと挑戦する勇気を持ってほしいと思います。そんな僕ですが子どもに普段言っていることは自分にも当てはまります。

苦手意識があること、出来ないと思っていることも挑戦する勇気が少しついた気がします。教えている様でいつも教えてもらってばかりです。
教育者も教育を受けるも者も一緒に成長できる環境に感謝です。

良い日曜日を!
槙野選手の決勝ゴール痺れました。スポーツほんと大好きだ。




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