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個性爆発クラス

朝イチで中学生の体育を実施してきました。

言葉を選ばす言うと、「動物園かと思いました。」
7時から授業は始まるカリキュラムになっています。毎度のこと20分以上は遅延してスタートするけど、今日は最長記録を更新して約60分の遅延でスタートしました。

生徒は来ているのになかなかスタートしないで先生同士が話しているのも不思議な空間です。中学の体育を実施するグラウンドは近所の私立学校と共同で使う事になっているので、タイミングが合えば他の学校もいる状態で体育をする事になっています。

私立の学校は体育の先生の数も充実しています。
授業前に先生同士が話している光景も見慣れました。その間生徒は座って友達とおしゃべりしていたり、自由に遊んでいる生徒もいます。

いよいよスタートするために先生が指示してからがとっても時間がかかります。まだ着替えてない生徒がいたり、寒いから長ズボンでやりたいと駄々をこねる生徒がいたり、いくら指示しても、ずっと遊んでしまう生徒もたくさんいます。

常にみんな賑やかなのはとてもいいことでが、授業が始まれば整列や準備運動などの、やらなくてはならないことはすぐに実施できるよう成長する必要がありそうです。

結局先生が指示して、体育できるようになるまでに20分以上経ってしまいます。正直この時間は私が一番嫌いな時間です。明らかに無駄な時間を過ごしている時に一番ストレスを感じます。

しかし、ここはマダガスカルなので、マダガスカルのやり方の中で工夫して授業を実施なくてはなりません。日本の常識も、自分の常識も、何一つ通用することはありません。

生徒が指示通りに動かないことを前提に考え、少しでも生徒が自主的に急ごうとするにはどうすればいいのかを今後の課題と考えて授業をしようと思います。

逆に、先生が指示したことしかできない生徒ではなく、自ら考えて行動している生徒が多いのはいいことかもしれません。
どのような環境で個性が伸びるのかわかりませんが、このような動物園状態の中から、生徒の個性が伸びていくとするなら、いい具合にこのシステムも残す必要がありそうです。

正解が、わからないぶん目の前の生徒に合っている授業空間を生徒と協力して作っていきたいです。





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