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マダガスカル192日目

朝の日記で指導についての疑問を解消するために考えていたことを整理しましたが、整理した先に新しい疑問が生まれました。
考えていることを整理して、時に実施してみて新しく現れる疑問をまた解消するために次のアクションを繰り返していく行為はとても興味深いものです。

プライデートスクールの指導が終わり一度帰宅して思考の整理をし、約1時間後に公立小学校に隣接されている幼稚園に行ってきました。プライデートスクールと公立幼稚園、どちらも同じぐらいの年代の子供を見ました。教育環境が違うので同じ内容を実施したとしても結果は違います。また、環境に応じて臨機応変に実施内容も変化する必要があります。当初の予定通りに授業が展開されることはほとんどなく、子供の様子を観察しながら授業は展開される必要があります。指導対象者の年齢が若くなるごとに、臨機応変に対応する必要性は高くなっています。

一度思考の整理をした後の指導時には、また違った視点を持って実施することができたので、以前よりも生徒の反応が良くなった気がしました。
指示通りに正確にできなかったとしても、挑戦する姿勢を示していることに対してポジティブな声かけをすればいいのです。子供は初めてやることや、苦手なことを必死に自分なりに工夫して挑戦しています。その事実をポジティブに捉えてサポートすればいいのかもしれません。

僕は指導者であると同時に教育者の立場でもあります。
毎回の授業で自分なりのテーマを用意して、検証していきながらも、子供を第一優先に考えて指導していこうと思います。

授業とは関係ないことでも嬉しい出来事がありました。
以前日本語レッスンで教えた単語を使って話しかけてくる子供が増えたことです。ボキャブラリーも徐々に増えてきました。短くて簡単な文章も教えていこうと思います。
日本語を習得することが目的ではありません。日本語学習を通じて日本や外国に興味関心を持つことや、新しい分野の学習を楽しいと思う知的好奇心が育まれることが目的です。



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