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マダガスカル113日目

職場で新年の挨拶をして今日の仕事は終わりです。同僚も半数近くはまだお休みでした。職場の人は日本語に興味を持ってくれる人も多く、新年の挨拶日本語版を頑張って覚えてくれました。
プラスαで簡単な日本語も教えるとイントネーションが気に入ったのか僕を見るたびずっとその単語を連呼している様子が少年の様で可愛く見えてきました。挨拶を終えたら帰宅して仕事の続きです。
日本の会社で仕事をしている人からすると自由で仕事時間も短く楽かもしてません。自由な分、自分でスケジュールを組み仕事を見つけて結果を出さなくてはいけないので違う大変さがあります。
来週から再スタートする高校の授業では前回の授業の反省を踏まえ、男女で別れたら前後半を決めてサッカーとバスケの両方を同時進行しようと思っています。細かい指導や基礎的運動の指導をしたい気持ちはありますが、今の語学レベルで行ってもどちらにとっても満足した結果にならないと思いました。
また、生徒は長い時間運動をしたいと思っていることが前回の授業で感じることができました。自分の思いと生徒の思いどちらが優先されるべきか考えて生徒の気持ちを優先することにしました。
同時に二つの運動を指導するとなると単純に倍以上の能力が必要になってきます。生徒を隈なく観察して、怪我の防止に努めたり、技術指導も2種目を一コマで行うので事前準備の強化が必要になると思っています。
この選択は自分の語学レベルが低いことが決定的な理由の一つになっています。もっとマダガスカル語が流暢に使えたら違う理由でこの選択を自信持ってできたと思いますが、今回はそうはいきませんでした。
生徒も満足して自分が納得できる選択にするためには力をつけるしかありません。一番大切なことは語学だと再確認しました。今抱えている疑問や問題も全て解決できるのが語学です。2年間付きまとうこの問題に自分が納得できる努力を積み重ねることができれば絶対に成長すると確信しました。

語学はコミュニケーションツールのひとつですが、コミュニケーションが僕の人生でとても重要だと言うことです。どのレベルまで行ってもゴールはない語学と逃げずに向き合い続けます。

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