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「顔で評価されたくない」って贅沢な悩みですわ

こんなこと僻みにしか聞こえないだろうけれど、美人はやっぱり得してる。

とある女性YouTuberがいる。

その人は30歳という若さで彼女が勤めるメディア制作会社のプロデューサーまで登りつめたやり手だ。彼女のコンテンツは若い世代にもっと政治に興味を持ってほしいという信念のもと制作されている。

彼女のYouTubeや各種メディアの発言から受ける印象は、正義感が強く、自信家、目立ちたがり屋、そしてフェミニストだ。

私は彼女の存在をYouTubeで4年ほど前に知ったが、最近ではついにコメンテーターとしてテレビ出演を果たすようになった。

やはり若干30歳という若さ、そして女性で一企業のトップに上り詰め、扱うトピックも政治ということで、希少価値のある存在ではあると思う。

でも、私は彼女がテレビに抜擢された最大の理由は、その美貌にあると思っている。

彼女は美人だ。

私が彼女のことをYouTubeで見るようになったのも、美人(しかも胸が大きい)で、しかも秀才だからだ。嫉妬心からついつい彼女のチャンネルをのぞいてしまう。

若い美人がテレビで政治のことについて真剣に語ったら、地味でいかにもな女性が語るより良くも悪くも注目を集めやすい。彼女がこの美貌をもっていなかったら、果たしてテレビ局は彼女にオファーしただろうか。

彼女は「容姿を誉められるのはもちろん嬉しいけれど、成し遂げたことをほめられたい」的なことを言っている。とても高次元のお悩みである。

私の中のこの「美人は得」説を確信に変えたものは都知事選だ。

小池百合子が圧勝したのも、きっと美人で目立つからってのが一因としてあると思う。

そりゃ、「CHANGE」みたいにキムタクみたいな総理大臣がいたら、安倍晋三が愛国教育を進めるより何倍も効率よく日本人の愛国心は強まるだろう。

おばさまたちが見た目だけで小泉進次郎に熱狂し、次期総理大臣と期待されるのも理解できる。

見た目が良いというだけで、何でもかんでも説得力が増す。人は見た目で人を選ぶ。

見た目が良い方が生涯年収も多い。

本気で他人のために頑張ることが出来る地味で目立たない人よりも、美人で着飾ったひとがテレビに出て「都民ファースト」を声高に宣言するだけのほうが社会からは圧倒的に評価されるらしい。

不条理だけど、そういうもんらしい。

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