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【キングダム考】その1

鬼滅からのキングダム

週刊ヤングジャンプに連載中の「キングダム」はご存知だろうか?

古代中国の春秋戦国時代末期における、戦国七雄の争乱を背景とした作品[4]。中国史上初めて天下統一を果たした始皇帝と、それを支えた武将李信が主人公である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

私が最も好きな漫画である。
私は社会人になってから漫画を読まなくなってしまった。これといった理由はないが、忙しい日常に追われて余裕がなかったのかもしれない。また活字の本を読むことが学びであり、どこか漫画を低く見ていたような気がする。
コロナ禍が始まり、少し時間に余裕が出てきたところで鬼滅の刃という漫画(アニメ)がとても流行っていることを知った。
たまには流行りに乗っかってみようと電子コミックで読んでみたところ
グロいのに泣けて、非常に感動した
他にも何か面白そうなものはないかと思っていたところにリコメンドされたのが
「キングダム」
だった。
最初は期間限定の無料ページだけ読んでみるつもりが。。
最新話まで全部購入。大人の課金。
ストーリーもキャラクターも魅力的で秀逸!
鬼滅の刃を読んでいるときも思ったが、漫画の作者の想像力と描写力は尊敬・驚嘆に値する。

漫画からの学び

キングダムは主人公の信が苦難を乗り越え下僕から大将軍にステップアップしていく「成長物語」である。
自分自身の成長を考えたときに学ぶべきポイントがいくつもある。
例えば、

「声の力」

リーダーが集団を率いるのに「声の力」は重要だというシーンがある。
言っている内容も大切だが、それ以上に想いやパワーが声に乗っているかどうか。

優れた武将の要素の一つに”声”がある
弁をふるって隊の指揮を上げるためには
その弁を乗せる”声”の力が重要である
そして信の声は不思議とよく通った

 原泰久 『キングダム』 19巻 第201話 「信の声」

私自身は普段は声は大きくないため、意識しないとついついボソボソとなってしまいがちだ。
大声であればいいというわけではないが、自信の無い状況では声は小さくなる。そういうときほど、あえて声を張ってみる。
そうすると周りが反応しているのを感じるものだ。
普段と違うため、逆に効果的な感じもする。

キングダムに限ったことではないが、漫画のキャラクターの発する言葉に重みを感じることは少なくないだろう。
ビジュアルで描かれるシーンと対になっているからだろうか。
海賊王におれはなる」というONE PIECEの主人公ルフィのセリフは有名だ。私はONE PIECEは読んでいないが知っている。
ちなみにキングダムでは
「俺達は天下最強の大将軍になるのだ!!!」
と1巻の第1話で信と幼馴染の漂(ひょう)が熱弁している。
声の力は何より自分に言い聞かせるのに必要なのだ!

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