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自動車事情 in マレーシア

海外に行ったとき、日本製品を見ると嬉しい気持ちになります。
私自身、車に詳しいわけではないですが、日本車であればエンブレムを見ればメーカーは分かります。
マレーシアではトヨタ、ホンダ、三菱、日産の車が走っていた。
一番多く見かけたのは、下のエンブレムを付けた車です。

「P」の文字をあしらったエンブレム。
これぞマレーシアの国産自動車メーカー「プロトン」に違いない!
プロトンのことをこのNoteに書こう、そう思って調べたところ、自分の知識の至らなさを知ることになりました。
このエンブレムの車は「プロドゥア」というメーカーのものでした。。
プロトンに続く、第二のマレーシア国産メーカーだそうです。

ジェトロの資料を見ると、2022年のマレーシア国内の新車販売の内訳は下記のとおりです。https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/cfc5c857a85c29d1.html

プロデュア 39.1%
プロトン  18.9%
トヨタ   13.9%
ホンダ   11.1%
三菱      3.3%

なるほど、プロデュアを一番目にするわけです。
前職で20年ぐらい前にプロトンの工場設計に少しだけ関わったことがあり、マレーシアの国産車は「プロトン」という古い知識があったために、思い込みをしていました。

ただプロデュアを調べると、ダイハツがマレーシア政府と共同出資しているとのこと。全然知りませんでした。

試験不正問題で痛手を受けたダイハツですが、マレーシアでナンバーワンのシェアを持つメーカーですから、引き続き頑張ってほしいですね!

ライドシェアで一番乗ったのがプロデュアのARUZという車種です。
7人乗りの車です。6人でマレーシアに行ったので、程よいサイズでした。
荷物の多いときは、トヨタのアルファードかヴェルファイアを見つけて乗っていました。
どちらも新型だと思われますが、高級感ありますね!
こうした高級ミニバンもライドシェアに使っているドライバーが多くいます。
東南アジアは日本より遅れている、なんて思っている人がいたらとんでもない思い違いです。
やはり現地に行って、自分の目で見ることは大切ですね!

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