学校の主体は生徒と先生、PTA活動は補完する立場に徹しては?

昨年、中学校PTAの副会長をしていました。今年は地域学校協働本部で活動しており、引き続き中学校と関わってボランティアをしています。

昨年PTAの役員をさせて頂いて、つくづく思うのが、PTAの活動が大人の自己満足になっていないか?ということです。
「子供のため」と言いつつ、本当に子供のための活動なんだろうか?と疑問に思うことがあります。
もしかして求められてもいないことを、良いことのように勘違いして、活動を続けているのではないか?
と常に顧客のニーズを汲み取りたいと考えている人間からすると、不安になります。

先日コミュニティスクールの会合で先生側からこんな依頼がありました。
「生徒会が校内の草取り活動を企画しました。お時間があれば、ぜひ地域の方にも参加をお願いしたいです!」

私はとても素晴らしいと思いました。
PTAが力を発揮するのはこういう場面だと思うのです。
生徒がやろうとしていることがあって、その実現のために大人が力を貸せばよいのではないでしょうか。

私は先生に
「生徒会の名前でボランティアを募ることは可能ですか?
そのほうが先生やPTAが頼むよりも学校と地域が協力するという点でよいと思います」
と提案しました。
幸いにも賛同いただくことができ、早速、翌日には生徒会の名前で地域の皆様にボランティア募集の呼びかけられました。
結果はどうなるか分かりませんが、生徒たちの主体性を重んじるためにも大人が出しゃばるのは控えたほうがよいですね。

それでは!



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