見出し画像

光、溢れる朝、そして父の言葉

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.10>

タオルミーナ(Taormina)滞在、2日目の朝。
この日は、水平線に、少し雲が残っていたのですが、雲間から、光が差し込んで、これまた美しい日の出を見ることが出来ました。

明け方の空。
まだ薄暗い部分、そして、光が見え始まる部分と、眺めているだけで、
うっとり。

画像1

タオルミーナの朝焼け(Alba di Taormina)

小さい頃、父からよく聞かされていた言葉、「陽はまた昇る」

「もしかしたら、西から昇る日も、あるかもしれへんぞ」とも、言ってたな…。

バカボンのパパじゃないんだから、「そんなこと、ないわ~」っと、
その時は、思っていたのですが、年月を経た今、考えると。

色々あっても、必ず明日はやってくる。
そして、時には、いつもとは違うこと、真逆のこと、驚くようなこともあるかもしれないぞ。
人生、面白いだろう。

…と、言いたかったのかな?っと、思い返したりして。

幼い頃の記憶って、ある日、ふとした瞬間に思い出したりしますね。
日本から遠く離れたシチリアの地で、ひとり、思いを巡らしていました。




この記事が参加している募集

私のイチオシ

お読み頂き、ありがとうございます。 サポート頂ければ、心強いです。