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マスカルポーネのお話

マスカルポーネ(Mascarpone)
生クリームを、クエン酸、酢酸等を加えて固め、
布越しで水分を落とし、型詰めしたもの。
北イタリア・ロンバルディア地方発祥のフレッシュタイプチーズです。


現在、日本にも、輸入されていますし、国産マスカルポーネもあります。
見た事ある、使った事がある、という方も、多いのではないでしょうか。

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マスカルポーネ
(Mascarpone)

マスカルポーネを使って


やはり、マルカルポーネと言えば、ティラミス
イタリアでは、国民的デザートです。

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ティラミス
(Tiramisu`)

北イタリア・ヴェネト州(州都ヴェネツィア)に位置する、
美しい街トレヴィーゾ(Treviso)発祥
で、今では、世界的に有名なデザートのひとつです。

イタリアでは、誰でも作れるデザートと言われていて、
男の子が、ガールフレンドを、お家に呼ぶ時に、マンマに教えてもらって、
初めて作り、初めて振舞うのが、このティラミスなのよっと、教えて頂きました。

作り方は、色々ありますが、一番、基本的な作り方を、ご紹介します。


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ジェラートや、セミフレッド等の冷菓にも、度々、使われています。

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いちごとマスカルポーネのセミフレッド
(Semifreddo di fragola e mascarpone )

こちらも、ご紹介しています。


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デザート以外でも、使えます。
クリームチーズや、リコッタチーズと同じような感覚です。
例えば、こちら。

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生ハムとマルカルポーネのピッツァ
(Pizza con Prosciutto crudo e Mascarpone)

イタリアのピッツァ屋(Pizzeria)のメニューにも、時々、載っています。

トマトソースの代わりに、マスカルポーネを塗って、焼きます。
焼き上がってから、生ハムと、ルッコラなどのサラダをトッピング
お好みで、美味しいオリーブオイル、塩、胡椒をかけて頂きます。

塩味のある生ハムと、ほんのり甘いマルカルポーネが良く合いますよ。

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スモークサーモンとマスカルポーネ
(Salmone affumicata e Mascarpone)

サーモンのマリネ、スモークサーモンとも、合わせることがあります。
彩りも良く、簡単にできる前菜としても、映えますね。

自家製サーモンの作り方は、下記に、掲載しています。


デザートだけではなく、お料理にも、色々使って頂きたい
フレッシュチーズ・マスカルポーネです。

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