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#カンボジア旅行記

アンコール遺跡群 ⑮ 最後は、美しい夕景を見ることができる、プノン・バケン

アンコール遺跡群 ⑮ 最後は、美しい夕景を見ることができる、プノン・バケン

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,40>

アンコール遺跡群巡り、最後は、プノン・バケン(Phnpm Bakkeng)へ。
アンコール三大聖山のひとつ・バケン山にあるヒンドゥー教寺院で、
坂道の参道を登っていった小高い丘の上にあります。

寺院の最上段まで登ると、そこから、先程、訪れたアンコールワットの姿、
そして、南方向には、カンボジア最大の湖・トンレサップ湖(Tonle Sap

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アンコール遺跡群 ⑭ 蛇神・ナーガ

アンコール遺跡群 ⑭ 蛇神・ナーガ

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,39>

アンコール遺跡群のあちらこちらで、見ることが出来る「蛇神・ナーガ」。

カンボジアでは、海や湖の守護神、不死のシンボルとして、
また、天上界とこの世をつなぐ架け橋としても、崇められています。

こちらは、アンコールワットの参道にあるナーガ。
これだけ細部まで美しく残っているのは、珍しいそうです。

奇数の頭を持つ蛇神・ナーガ。
ナーガの長い

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アンコール遺跡群 ⑬ アンコールワット中央祠堂へ

アンコール遺跡群 ⑬ アンコールワット中央祠堂へ

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,38>

アンコール・ワットの第三回廊は「神々の住む場所」と言われる中央祠堂。
5つの塔からなり、その姿は圧巻でした。

この数年前に、階段が備えられ、この塔に登り、塔内を見ることが出来るようになりました。
もちろん、私も登りましたよ。

人数制限、服装の制限があり、階段の下で、スタッフさんがチェックしています。

それにしても、こも階段、かなりの傾

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アンコール遺跡群 ⑫ アンコールワット・第一回廊の数々のレリーフ

アンコール遺跡群 ⑫ アンコールワット・第一回廊の数々のレリーフ

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,37>

アンコール・ワット内にも数々のレリーフ(浮き彫り)が残っています。
これらは、いわゆる「絵解き」でもあり、イタリアの教会や歴史的な建築物に描かれたフレスコ画と同じようなものです。

それぞれに物語があり、ガイドさんの話を聞きながら、見ていきました。

スタートは、「ラーマーヤナ物語」。
ラーマ王子と魔王ラーヴァナの戦いのお話です。

天地創

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アンコール遺跡群 ⑪ 優しく微笑むヴィシュヌ神像

アンコール遺跡群 ⑪ 優しく微笑むヴィシュヌ神像

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,36>

世界遺産でもあるアンコール・ワット。
王都(アンコール)の寺院(ワット)という意味で、クメール建築の傑作とも言われています。

ヒンドゥー教の三大神ヴィシュヌ神に捧げるために造られ、
東西約1.5km、南北約1.3kmの濠に囲まれた壮大な寺院でもあります。

西向きに建てられた寺院は、西が正門。
西参道を歩いて向かいます。

この参道は、日

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アンコール遺跡群 ⑩ 待望のアンコール・ワットへ

アンコール遺跡群 ⑩ 待望のアンコール・ワットへ

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,35>

昼食を終えて、いよいよ、アンコール・ワット(Anghor Wat)へ。
西参道から、向かいます。

そして、参道から、少しそれた場所に、ガイドさんお薦めの写真撮影ベスト・スポットがありました。

5つの塔も、全て見えて、そして、聖池に映る「逆さアンコールワット」。
その佇まいは、凛としていて美しく、その壮大さも魅力的で、心惹かれます。
風が

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アンコール遺跡群 ⑧ ガジュマルの根の間から顔を出す、神秘的なデバター像

アンコール遺跡群 ⑧ ガジュマルの根の間から顔を出す、神秘的なデバター像

<旅行記(2011年ベトナム&カンボジア)no,32>

タ・プローム寺院内を覆い尽くすように根を張るスポアン(ガジュマル)の生命力には、度肝を抜かれてばかり。
その迫力に圧倒され、どこを見たら良いのか分からずに、キョロキョロしてしいいると、同行していた現地ガイドさんが、流暢な日本語で、ひとつずつ、説明をしてくれました。

その中でも、神秘的で、驚いたのが、こちらです。

樹の根の間から、なにか見

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