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6/28 ツール・ド・かつらお インサイドレポート

■コンディション

体重56.3kg CTL137 TSB+25

■目標

・個人としては10位以内
・チーム(3人の順位で競う)は優勝 【本田、上野、田崎】

レースシーンから年々距離があいてきて、近年は誰が強いとか全然分からなくなってきた。汗
とりあえず那須ブラ、レオモ、イナーメのメンバーは強いでしょうと。あとは、チームメイトとハヤトによれば指定強化選手やらFTP5.7倍の選手やらがあれこれ居るらしい。ふーん。出場するレース間違えたわ・・・
ということで、10位に入れば万々歳でしょう。チーム戦としては、レオモかイナーメのどちらかを破ったら大金星だ!と思いつつ、目標は優勝で。なぜかというと、優勝賞金がありその額10諭吉なのである!夢は大きく。

■機材

---BIKE---
ホイール:Scope R4
タイヤ:S-Works Turbo RapidAir 26c 5.6bar
シーラント:「IMEZI+」Micro Fiberタイプ 40g
ギア:フロント52-36 リア11-25
プーリー:REDEAビッグプーリーC35
車体重量:7.1kg

Scope R4はレースで初投入。練習では登坂でも良いタイムを出していたので、葛尾の登りでも走ってくれると思い投入。

---WEAR---
ヘルメット:KASK PROTONE
ジャージ:ONYONE ワンピース
インソール:田村義肢カスタムインソール
アイウェア:RUDY DEFENDER  tuning by eyecue

---補給---
・ボトル×1(コーラ)

2時間以内のレースなのでエネルギー系の補給は無し。
暑さは心配なかったので気合を入れるコーラのみ。

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■レース

コースプロフィールは、ダラダラと下った後に10分を超える緩い勾配の登り。ちょっと平坦を挟んで3分の登り。下ってから急斜度の9分の登り。下ってゴールというプロフィール。

ポイントとしては、もちろん登り。そしてその登りには出来るだけ先頭付近で入ることで不要な踏みを少なくできる。
安全面を考えれば、登りのクリアも先頭付近で、下りの巻き添え落車のリスクを小さくしたいところ。

1周目、登りに入るまではローリングだが、ローリング区間の道幅が狭く前に出るのは難しそうだったことと、この日は本降りの雨が続いて、落車のリスクも非常に高かったので、スタートエリアに結構早くから並んで最前列を確保。

狙い通りローリング時は先導バイクの後ろでストレスなく先頭維持。後ろは結構ギスギスしていた模様。そして先頭付近で登りに入る。

ニュートラルが解除され、アタックが散発する。個人のアタックはスルーしていたが、10名弱が行く動きがあったので一気に踏んでチェック。
前に追い付いて1つの集団になり、ペースが落ち着く。

2個目の3分ほどの登りではブリ鈴木選手が爽やかに上げていく後ろを付いていく。4~5番手付近で登りをクリア。
序盤の登り 1830 274w NP282w 153/165b

ここの下りは1つ深いやつがあるので、みなセーフティに下っていく。

そのまま勝負の9分のもりもりランドの坂に突入。先頭集団のペースには付いていけるものの、前半から余裕はない感じ。
とにかく今まで積み上げてきたペダリングに集中。だが、中盤の勾配がさらに急になるところでペースが上がってドロップ。チームのりゅーじとハヤトに抜かれて一層シンドイ。。だが、ここで遅れたら格好悪いの一言なので諦めずに粘る。それだけのトレーニングはしてきた。
終盤に2人を抜き返して下りへ入る。先頭集団とは20~30秒差だろうか。
もりもりランド 0855 307w NP310w 158/165b

もりもりの下りは、路肩が光合成できる箇所もあり、どれだけグリップがあるのか見当がつかなかったのでとにかくセーフティに。

直線的な下りの県道に出たところで、先頭との差は40秒ぐらいで、追走集団は10数名になった。
もちろん前を追う場面でみんな踏むのだが、ヘビーウェットの高速の下りにビビッてしまい、後ろで風と水しぶきを盛大に浴びながら下ることに。役立たずですいません。。

2周目に入り、細い下りが続く。さっきよりビビッてしまい車間が空いてしまうこともあって無意味に脚を使う。ローンや学資積み立てなど6~7個抱えていると、リミッターが随分と下がってしまう。いや、これで良いんだよ・・・

登りに入って前に上がろうとするが、レオモのおにーさんが漢気ある引きでペースがやたら速い。この子は強くなる。このペーシングにより先頭集団に30秒まで近づけたが、ここからはどんどん差が広がるばかりだった。仮に追いついたとしても、もりもりランドの登りで千切れた我々に・・・差が拡大しつつある中で、中盤の3分の坂を引いてちょっと危ない下りに入る。
序盤の登り 1901 266w NP268w 144/157b

りゅーじが良い勢いで下って行き、後ろから見ていてハラハラする。もう一人が続いて自分が追いついてちょっとしたギャップができる。このまま3人でもりもりの登りまでとも思ったが、後ろもそれなりに追ってきたので、合流してもりもりランドへ。

先頭で入って淡々と上げず下げず、でも登れない人はサヨオナラなペースで引いていく。感覚的に速くは無いけど遅くは無い、そんなペースを終始刻んでいく。最後まで引き切ることになり、頂上手前でレオモのおにーさんが前に出て下りへ。
もりもりランド 0913 296w NP298w 151/158b

すぐにりゅーじが前に出ます~といって抜いていく。りゅーじはさらにレオモも抜いてそのうちコーナーが連続する中で見えなくなる。明らかにコーナー処理のリミッターが違う。レオモを抜いて、最後の直線的な下りにりゅーじの次に出る。すぐ後ろに数名が続いていたのと、見える範囲にりゅーじがいたので、これはゴールまでにりゅーじは吸収されると判断。とりあえず、後ろが来たところで先頭交代。ローテが一巡してりゅーじとの差は変わらず。これは・・・ということで、この後は後ろで待機することに。ハヤトも同様に後ろで待機。早々にりゅーじの逃げ切りは当確になり、ラスト1kmではローテも回らずハヤトが前に出る形に。自分は番手。

理想の形はこの中でワンツー。残り1~2分の中で位置取りを下げるのはイマイチ。ここまで他はローテを回して脚を使っている。ここは早掛けの一発に掛けつつ、ダメでもスプリントのあるハヤトが獲れればOK、という作戦をその番手の一瞬で判断して全力スプリントを開始。下り基調のゴール前なので、スピードに乗ったところで下ハンに切り替えてもがく。行けるか~と思ったところでゴォーーーーという音と共に群れに抜かれて自分は痔エンド。ハヤトは・・・後輪滑ってアカンかった・・・

トータル 1h44m 246w(NP251w)139/165b

ということで、りゅーじ11位、ハヤト14位、自分17位と仲良く同じようなポジションでゴール。とはいえ、先頭集団に続いて追走から抜け出したりゅーじのリザルトは立派だと思う。一気に強くなったな。新潟県では頭一つ抜けたんじゃないかな。まだまだ伸び代あるので小さくまとまらず、プロツアーや国体に積極的にチャレンジしてもらいたい。そのチャレンジに寄って自分の殻を破れることができるが、その期間は決して長くない。

■振り返り

自分の期待値より残念なリザルトになった。パワー値としては、MMPを更新すると思いきや、-5%ほどの結果だった。これはインターバル的な出力に対応できなかった結果だと思う。練習でやっていないことは本番でも出来ない。歳を重ねると尚更。

今後レースに出るからには、このウィークポイントを潰しておく必要がある。すなわち、ちゃんとトレーニングしろ、ということですな。。

しかし、ウェット路面で最高速度76kmは人生を考えた。来年以降は万が一があっても家に迷惑を掛けないレース出場を考えなきゃと思った。

目標であったチーム戦だが、自己計算で那須ブラに続いて2位となり、レオモとイナーメに勝つという奇跡!(未公式) 仮に那須ブラが申請しなければ(チーム戦は申請する方式)チーム優勝の可能性も!!?月曜日に発表らしいので楽しみにして待つことにしよう。

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意識の仕方、ちょっとの工夫、継続、そんな少しずつの積み重ねで、同じ練習内容でも得られる結果は変わってきます。沖縄4位、ニセコ総合優勝、国体ロード7位、乗鞍2位、Mt.Fuji優勝、数々の戦歴を残してこれました。いまは年齢に抗いながら、新たな工夫や意識を加えながら日々努力。一緒に頑張りましょう!!!

40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…

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