見出し画像

ロバート・キャパ最期の日を書く理由!

また、横木がRobertCapaに狂いはじめたと感じているみなさん。
そのとおりです。
というのはうそですが、2004年にキャパの最期を書いて、その時から、取材した写真などを交えたキャパの最期を描こうと思ってました。
ただ写真を使うとのなるとコストのこともあり、なかなか進行できなかったのです。
例えば2004年は、海外のキャパの記事も少なく、写真はマグナム以外ほとんどありせんでした。
自分のサイトにキャパの死までの40日などのせましたが、
ウエッブ上で写真を使う、それが評論だとしても音楽と同じように、著作権の問題があり、
難しい時代でした。
今は、著作権がネット上ではかなり緩和されたと思います。
個人のサイトでの、
引用は、海外をみるとかなり自由になっています。
ということで、もしかした、完成形とではなく、情報を発信、そして上受信する、
進化しながら制作するというやりかたが、
このnoteというメディアでできるのではと思い、
始めました。

あれから15年以上たち、ネットで調べると、
特に英語圏では多くの情報が得られます。
また数年前は、キャパの崩れ落ちる兵士のFake
どうかの議論もありましたが、
言わせてもらえば、公認のリチャードウイーランの伝記ではにごらしてましたが、
2004年の未公認(コーネルキャパの協力をもらえなかった)アレックス・カーショウの伝記では、
彼はインタビューで書きあげています、
そこには明確にFAKEだと書かれてます。
そんな彼も、日本とインドシナについては、
かなりおざなあり、
それこそライフのジョンメクリンの記事ぐらがソースで手を抜いてます。
それほどキャパは、若い時代の価値が高く、
晩年、40歳でもキャパにとっては、晩年で、
若い時天才スポーツマンが、年取るとだめになってしまうような、書き方です。
キャパは、戦争の写真があまりにショッキングで、
そうでない平和の時代の写真はそれほど評価されていません。
特にことばの人間からは、
ある意味写真家にたいしての
感性の逆コンプレックスだと思うけど、
評価したくないのがみえみえです。
僕は、もちろん戦争の写真はすごいと思うけど、
でもキャパは戦争だろうが、子供だろうが、
ファッションだろうが、旅行写真だろうが、
まったく撮り方の方法論が、
ぶれていないのがすごいと思うのです。
キャパの晩年を調べてゆくと、だれもがかかえる、
40代から50代におそってくる、重苦しい問題に共感することになります。
キャパはぼろぼろだったのです。それが日本に来て再生し、
やる気満々で、だからこそ、地雷を踏んでしまったのです。
それは彼のベトナムのコンタクトプリントを見ると、
息遣いまでわかるような、一所懸命な撮影をしています。
適当にやればよかったのです。
レンズを標準からワイドに交換する。あんぐるを目の位置から、膝をつてい下げる。同じものを、何枚も撮る。どうして?どうして?とカメラマンである僕は、それを肌で感じます。
そして彼は、ある要塞の爆破を撮ったら、「にがい米」と題した「ライフ誌」のためのフォトストーリが完成だ、といいながら、どんどん先に行ってしまいます。わかい記者が、先輩風を吹かす、またキャパのきまぐれかなと思い、そのあと要塞が、爆破され、それがあまりにすごく、その若い記者は「なぜこの爆破をキャパは撮らなかったのか」と非難めいたことを叫んでいる記録が残ってます。
僕はそれを読んだとき、キャパはどんな写真を撮ろうと思っているのか想像しました。発表されている写真を時系列になれべ、検証してある仮設を立てたのです。
キャパはその写真を撮らずに死にました。
僕は、マグナムの小川さんにお願いして、インドシナでのコンタクトプリントを時系列に整理する名目で見せてもらいました。
そのコンタクトプリントを並べて、写真家の目で組み立てると、
キャパの気持ちさえわかります。
そのコンタクトはまだ未発表です。
単純に僕が、公開することはできません。
でも、このnoteで、これまでの取材したことや、
「ロバート・キャパ最期の日」の内容と写真を合体して、
ロバート・キャパの最期が、決して
行かなくてもよかったベトナムではなく、
それは運命だったとしか思えない、
明確な死の理由を僕は感じました。

これは、日本語版はこのNoteで紹介します。
最終目的は、
キャパにとって、日本とインドシナは
おまけではなく、
彼の運命の場所だったことを証明します。
それを英語版として出版します。

これまで書いたこと、新たに書くこと
僕の写真、また新たな写真で、
Noteではまだ3分の1ぐらいしか書いてませんが、
ここからはじっくりと、
発表してゆきたいと思います。
すでに書いたところも、バージョンアップしてゆきます。
Webではそういうことができます。

応援してください。
全部を読むには、これからの
分もいれて¥2000です。
場所が不明瞭なものもあります。
アドバイスもお願いします。

今回この記事は、¥300になっていますが、
最期まで、¥0で読むことができます。

気に入ったら、スキ、なりフォローなり、
そしてサポートなどしていただけたら嬉しいです。

また、間違いなど見つけたらお知らせください。
では、では、楽しんでください。

横木安良夫

↓ 以下それぞれにリンクしています。
ロバート・キャパ最期の日 INDEX  note マガジン
これまでの記事です 
#1 noteに書く理由
#2 崩れ落ちる兵士はFAKEか? 無料
01 インドシナで死んだふたりのカメラマン
02 キャパの死の場所が見つからない
03 1954年ロバートキャパ日本に到着
04 ロバート・キャパ日本滞在中 2日から夜熱海
05 日本滞在 焼津から関西 無料

もしよろしければ  応援サポートお願いします。