山岳・風景写真を撮るなら広角レンズ SONY 10−18mm SEL1018
これまで山に登った時も写真を撮るのはこれまでスマホで済ませていた。カメラを持ち歩くのは重くてかったるいし、今のスマホなら十分きれいに撮れるし、すぐにSNSにあげたりもできるし手軽でよかった。
ただ、やっぱり実際の景色の雄大さとか、ダイナミックさみたいなものと比べるとどうしてもスマホの写真は見劣りしてしまう。
下山後も山頂からのあの感動を少しでも味わえないかと思っていたところ、山の写真を撮るなら広角レンズが良いらしいことを知った。
私が持っているカメラはSONYのα6000。子供が小さかったころに買ったミラーレス一眼だ。子供と出かけるときには必ず持ち歩いてたくさんの写真を撮ったものだ。
だんだん子供も大きくなると写真を撮る機会も減り、撮るとしてもスマホで済ませてしまうことが多くなった。α6000の出番もめっきり減っていた。
しかし、こいつに広角レンズをつければ素敵な風景写真が撮れそうだということに気づき、良さそうなレンズを探したところ、SONYのSEL 1018というのがお値段も広角レンズとしては手頃で性能も良さそうだった。(もちろんそれでも高いのだが、、、)
これがそのレンズを装着したところ。レンズの重さは225グラムと比較的軽い。大きさも割とコンパクトなので装着した状態でもそんなに邪魔な感じはしない。
先日登った雪の赤城山と根石岳に持っていってみた。
その時の写真がこちら。
(10mm f5 1/1250s)
(10mm f11 1/200s)
10mmで撮影すると自分の視界かそれ以上に広い範囲を撮影してくれるので、その時の雄大な景色を切り取ることができる。これはスマホでは決して撮影できない。(もちろんスマホ用の広角レンズもあるようだが)
ちなみに冬山で一眼レフはちゃんと動作するのか心配ではあったが、一応α6000とSEL1018の組み合わせは、気温マイナス5度以下、風速15メートル以上なので体感温度はマイナス20度くらいの根石岳山頂でも全く問題なく作動していた。
その時の写真がこちら。何も見えないが。
(10mm f11 1/400s)
しかもバックパックのショルダーハーネスに装着するホルダーに剥き出して付けたまま約30分、風速15メートルの冷たい強風に晒されながら登っていたため、流石に山頂付近ではカメラ本体に霜が付いていたが、それでもちゃんと動作はした。ただ、メーカーが保証する動作温度はわからないので、心配な人は決して真似しないで欲しい。
雪山ではグローブを付けたまま撮影するため、スマホではタッチペンなどを使う必要があるが、一眼レフならグローブをしたままでも比較的操作を簡単に行えるという点も大きな利点だった。
これから山に登るときは、このカメラとレンズが手放せなくなりそうだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?