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子宮筋腫で子宮全摘開腹手術③/手術当日・手術室へ向かうところから術後まで

子宮筋腫がかなり大きくなっていることを人間ドッグで指摘され、特に自覚症状はないけれど、今後いろいろ悪影響があるかもしれないということで、子宮全摘手術を受けることになりました。

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朝9時・手術室へ

時間になると、病棟の看護師さんが迎えにきてくれました。点滴の支柱を転がしながら歩いてエレベーターで手術室へ向かいます。

手術室に着くと、昨日部屋へあいさつに来てくれた優しそうな手術室の看護師さんがいて、安心。

麻酔科の先生も女性でとても優しそうです。とにかく医師も看護師も女性ばかりで、婦人科の病気なので特にリラックスできて、とても良かったです。

手術室には男性もちらほらいらしたのですが、あくまでサブのような形で、気配を感じさせないようにしてくれている様子でした。

案内されたベッドに自分で横になりました。

硬膜外麻酔の針を背中に

麻酔科の先生が、背中に硬膜外麻酔の針を入れている間、主治医の先生がいろいろ話をして笑わせてくれてリラックス。

背中の針を刺すときは少しズーンとした痛みがありましたが、痛いと顔をしかめるとすぐに手を止めて、何か痛くないように処置をしてくれました。針を刺し終わるまで5分くらいでしょうか。

麻酔で眠る

痛みを感じるのは、背中に針を刺す時だけでした。その後は口に酸素吸入器をはめてもらったらすぐに眠ったようで、もう記憶はありません。

めざめ

次は名前を呼ばれて目覚めた。
とにかく喉が痛くてカラカラで声が出ない。

下腹が重いが、激痛というわけではない。

でもだるい。

ベッドのままエレベーターで病棟へ運ばれ、チラッと家族が見えたので手を振って、部屋へ。

午後1時ごろ・のどが痛い

部屋に戻るとだるくて身体が熱い。
とにかく喉が痛くて喉が渇いているが、術後6時間は水を飲んじゃいけないらしい。まだ腸の動きがもとに戻ってないそうだ。

部屋に主治医の先生がやってきて、声が出ないのは夕方ごろには治ると言った。

発熱

38度の熱があるということで、解熱剤が点滴に追加された。
布団をタオルケットに換えてもらった。たぶん冷房もつけてくれたようだ。

だるさがすーっとひいて、あとはお腹のズーンとした痛み。
術後だからしかたないのだがこれがなかなか辛い。

夕方4時ごろ・酸素マスクを外す

口にはめていた酸素マスクを外してもらった。
歯列矯正(インビザライン)用のマウスピースをはめた。飲み込んだりすると怖いので、輪ゴムはやめておいた。

夜7時・ベッドに起き上がる


看護師さんが「吸い飲み」に冷たいお茶を入れて持ってきてくれ、待望の水分を飲んだ。
ベッドの上に置きあがって歯磨きをした。

声ももと通り出るようになった。

そして。お腹が重いというと、背中から薬を注入してもらったら、少し冷たいものが管を通って背中に入る感触があって、ずーっとこの数時間耐えてきた腹の痛みがすーっと消えた!

1時間おけばまた注入できるそうだ。我慢せずに薬を入れて貰えば良かった。というか、薬が入っているのだと思っていた(後から知ったのですが、実際に持続的に薬は入っていたようです。痛みがひどい時はスポットで多めに注入)。

この数時間なかなかしんどかった。

いまは霧が晴れたように楽になった。薬ってすごい!

ベットは手元のスイッチで上下できるから、もう上体を起こして自分で水も飲める。

ああ、6時間くらいなかなか大変だったけど、この文章を打てるくらい、かなり楽になった!
ここまでこられて本当に安堵と感謝だ。

かゆいのと

手術着が化繊のせいか、麻酔の副作用のせいか…身体がかゆい。
大したことないけれど。

あと、導尿の管が入っているので、尿が溜まっている膨満感?のようなものが少し気持ち悪い。ジャーっと自分で出す感覚がないせいか。足を折り曲げると少し流れ出る感覚があるので、ときどき足を曲げてみる。

さっきまで足を曲げるのもお腹に響いて痛かった。背中からの痛み止めのおかげでもう平気だ。

矯正用マウスピース

マウスピースは、この辛い状況の中だけれども夕方ごろに再装着した。小さい輪ゴムを通常は上下のマウスピースに引っ掛けるのだが、これは飲みこんだりしたらやっかいなのでやめておいた。

インビザライン的にも、外していた時間は12時間もないから、手術を受けた割には優秀だったのではないだろうか。

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