パリからルーアン④フランボワイヤン・ゴシックの最高峰ルーアン大聖堂【ルーアン】
日帰りで行けるパリ郊外の観光スポットをご紹介します。
いつか誰かの役に立てたら嬉しいです。
中世が残る歴史ある街ルーアンへは、ノルマンディー上陸作戦75周年式典が近い2019年6月に訪れました。
ノルマンディー上陸作戦の日は、私の誕生日でもあります。
ルーアン滞在スポット
●パリからルーアンへ①ジャンヌダルクの塔
●パリからルーアンへ②ジャンヌ・ダルク教会、ヴュー・マルシェ広場
●パリからルーアンへ③ルネサンス様式の大時計
●パリからルーアンへ④ルーアン大聖堂
●パリからルーアンへ⑤サン・マクルー聖堂とサンマクール回廊
●パリからルーアンへ⑥ガレットとシードル
●パリからルーアンへ⑦モーパッサンの『脂肪の塊』とフローベールの『ボヴァリー夫人』
●パリからルーアンへ⑧ルーアン美術館
ルーアン大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Rouen)
12世紀から16世紀まで400年かけて造られたゴシック建築の代表するルーアン大聖堂は、フランボワイヤン・ゴシック様式が観る者を圧倒する見事な教会です。
この教会のファサードを描いたクロード モネの連作はモネの代表作の1つです。
長い時間ををかけた建築は、左右と中央で石の色が少しづつ違っていることからもわかります。
151メートルの尖塔は、フランスにある聖堂の塔の中では最も高いと言われております。
大聖堂のファサード
モネが魅了され、33点も描いた大聖堂のファサード。
「石のレース」と称されるファサードは、華麗で繊細、圧倒される美しさです。
また、全景を写すことは難しいスケールです。
ステンドグラス
ロマネスク様式の聖堂には、13世紀から16世紀のステンドグラスが飾られています。
聖堂内の国旗は、ノルマンディー上陸作戦75周年式典のためです。
Escalier de la Bibliotheque de Chapitre (図書館の階段)
北側のトランセプトには、美しい「図書館への階段」があります。
モネのアトリエ
天候、日の当たり具合の変化を描き続けたアトリエは、大聖堂の向かいにあります。
この建物の2階から描いていました。
現在は、観光案内所になっています。
クロード・モネの連作
クロード・モネが1892年から1894年にかけてルーアン大聖堂を描いています。
オルセー美術館 クロード・モネの連作
ルーアンについて、パリからルーアンまでの交通手段
基本情報
入館料無料
【公式サイト】http://www.cathedrale-rouen.net/
最後に
フランス・ゴシック後期のフランボワイヤン様式。
窓や飾破風のトレーサリー(狭間飾)等の装飾が,火炎の形状に似るところからフランボワイヤン(炎の燃え上がるような)「火炎様式」とも呼ばれる建築様式のルーアン大聖堂。
フランス・ゴシック建築最高傑作のひとつと賞賛される複雑で繊細なフランボワイヤン・ゴシックの圧倒的な美しさと当時の技術力には言葉を失います。
中世が残るルーアンは、この大聖堂を観るだけでも価値のある街です。
●パリからルーアンへ①ジャンヌダルクの塔
●パリからルーアンへ②ジャンヌ・ダルク教会、ヴュー・マルシェ広場
●パリからルーアンへ③ルネサンス様式の大時計
●パリからルーアンへ④ルーアン大聖堂
●パリからルーアンへ⑤サン・マクルー聖堂とサンマクール回廊
●パリからルーアンへ⑥ガレットとシードル
●パリからルーアンへ⑦モーパッサンの『脂肪の塊』とフローベールの『ボヴァリー夫人』
●パリからルーアンへ⑧ルーアン美術館
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