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パリのスリ被害 ルームシェアで救われた

海外1人旅の女性が短期アパートに安心して滞在できるよう今までの経験をお届けしています。

渡仏7度目で初めてスリ被害に遭った時のレポートです。
パリで短期滞在アパートを検討される方に読んでいただければと思います。


パリ在住、カナダ人のお宅をルームシェア

パリ18区、サクレクール寺院近くのアパートに住むカナダ人Photographerの広いリビングが素敵なお部屋をルームシェアで滞在しました。

ルームシェアですからバスルーム、トイレは共同です。

美味しいパン屋さん、在住者ならではのcaféも教えてもらえた^^
在住者とルームシェアはそこが嬉しい。


短期アパートに1人滞在する最大のデメリット

滞在期間中、家主と同居するルームシェアを1人旅の女性に簡単にはお勧めしませんが、今回はルームシェアじゃなかったらどうなっていただろう?背筋が寒くなります。

スマホをすられて全ての情報を失う

短期滞在アパートは、パリの暮らしを少しだけ経験できる素敵な旅の滞在の仕方ですが、全ては1人で対応しなければならない。

フランス語に自信がある旅行者でも途方にくれそうな出来事がありました。


メトロ1号線でスリ被害

週末のシャンゼリゼ通りから大混雑のメトロ1号線に乗り、4号線に乗り換えて待ち合わせの場所のに向かう。

最寄駅Odéon駅に着いた。

「スマホがない」

大切なモノは、ポシェットの中に入れ、上から上着をしっかり着てガーをしているのですが、その日、スマホは充電中。

ポシェットとは別のショルダーバッグに入れてしまった。

見事に、スリに盗まれました。

慣れです、油断です、完全な不注意です。


スマホの中には全てがある。


友人の連絡先も待ち合わせ場所の店名も地図も全てスマホの中。

場所も店名もわからないままOdéonを彷徨っては余計混乱するので、アパートに帰ろう。

アパートの最寄駅名とメトロ番号、駅からアパートまでの道のりも何とか覚えていた。

アパートの外から叫ぶ


遠回りでも確実にその駅にたどり着ける乗換で何とか最寄駅までたどり着き、アパートのドアの前に着いた。

鍵はあるがドアの暗証番号もスマホの中、部屋には入れない。

どうする?

冬の21時、観光客が多いサクレクール寺院の近くと言えどもその時間は人通りは少ない。

通りすがりの恐らく在住者から「どうしたの?」と声をかけられる。

そうでしょうね、妙齢なアジア人が人通りのない道で佇んでいたら…

もうね、友人の名前を叫びました。

何度か叫ぶと窓から友人が気づいてくれた。

「スマホをメトロで盗まれた(と言ったつもり)」と英語で叫ぶ。

「家に居たから良かったけど…」と言われた。その通りです。

なんとか部屋に戻れた。

待ち合わせしていた共通の友人(日本人)に連絡するために家主から電話で事情を話してもらい、今後の相談。

全てが困るが一番困るのが帰りの搭乗券がスマホの中にあると言う事。


パソコンとプリンターを借りる

この時に限って、ノートパソコンもipadも日本から持参していない。

家主のパソコンを借りて航空会社のWebサイトにアクセスする。

IDとパスワードを覚えていた自分を本気で褒めてあげたい。

フランス語対応のMacを初めて使いましたが、微妙にキーボードが違う。
E-mailアドレスに使っている「_(アンダーバー)」がなかなか打てない。

家主に助けられながらなんとかログインでき、プリンターを借りて搭乗券は印刷できた。

とりあえず、帰国はできる。


携帯電話会社と保険会社に連絡

スマホ盗難は本体を売るためなのでの不正利用はないとは思うが状況説明と対応方法を聞くためにWebサイトにアクセスして公開されているフリーダイヤルの緊急電番号にかける。

時差があるので日本は営業時間内。

時差があって良かった。

「この電話番号はフランスからは通話できません」

保険会社にも電話番号にかけてる。

「この電話番号はフランスからは通話できません」

どこに連絡すればいいのよ!

Webサイトをいくら探してもフランスから繋がるサポートの電話番号が掲載されていない。


旅先のSNSの使い道

家主のパソコンからFacebookにログインして、日本の友人に連絡。

IDとパスワードを覚えていた自分を褒めてあげたい。

日本の友人から携帯電話会社と保険会社に事情を説明しもらい、フランスから通話できる電話番号を教えてもらう。

スマホ機種変でGoogleフォトの設定を忘れていたので、撮影した写真を全て失った。

Facebookに投稿した写真を除いて・・・

インターネットとSNSがあればなんとかなる時代で良かった。


被害証明

携帯電話は利用をストップできた。

保険会社は「被害証明書が必要」と仰いました。

パリの警察に被害届を提出して被害証明書を貰う事になる。
明日は日曜日で帰国日。

「今、私がフランスからこうして必死に電話かけていることでスリ被害を証明する事はできないのだろうか?」

なんとか食い下がった。

電話オペレータさんは、私の必死な訴えを信じ、最後は慰めの言葉をかけてくださいました。

海外で日本語で話ができると安心する。今回は心から安堵しました。


ルームシェアで良かった

パソコンもプリンターもない。

もし、アパートに1人で滞在だったらどうなっていただろう。

搭乗券がスマホアプリの中で、スリ被害にあったと説明したらパスポートだけで搭乗カウンターで発券してくれただろうか?

そもそも超そっけないCDG空港のスタッフに英語で説明できただろうか?

ルームシェアで本当に良かった。

翌日、最後のパリをスマホなしで過ごした。
パリのメトロの路線を覚えていて良かった。


女性1人の海外渡航の必需品

女性限定ではないですが…

●スマホ以外の通信機器を持参

●搭乗券、その他予約関係はプリントアウト

●航空会社のログインIDとパスワードは覚える紙に書く

●宿泊先までの最寄駅と路線を覚えるか紙に書く


最後に

海外女性1人旅は、行動も準備も注意しすぎて困る事はありません。

保険会社の対応、「被害証明書」マニュアル通りなのだろうけれど、それがどれほど困難ことか理解してほしい。


▼毎年の渡航経験から本気の海外旅行の必需品を説明しています。



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