メイクはリモートワークのスイッチ
朝起きると、顔を洗ってコーヒーを淹れる。
手帳がわりにしているノートに、今日やることをなんとなく書き込みながらコーヒーを飲む。飲み終えたら服を着替えてメイクをする。
口コミサイトで人気のプチプラ下地をつけて、いつも使っているランコムのファンデと、これまたプチプラのパウダーでベースを仕上げる。
最近買ったリキッドアイシャドウはお気に入り。ナチュラルで時短にもなる、優秀なSHIROのカレンデュラアイシャドウリキッド。ディオールのサンク クルール、アンドレスで目のキワに締め色を着けると、自然に目が大きく見える。
今の会社の入社初日、なめられたらいけないと思いデパコスで顔面を武装して行った。社員証の写真を取る時「眼力すご!」と言われた。それ以来、ディオールのサンク クルールは手放せない。
出かけるときのチークはシャネルのジュ コントゥラストを使っているけど、今日は家から出ないのでセザンヌの買ったばかりのチークを試してみる。普段なら使わない色に挑戦できるのも、リモートワークのメリットだ。
キャットラインを長めに引いて、まつげは緑色のカラーマスカラにする。
リップはシャネルで一目惚れした、ルージュ アリュール カメリアの637番。普通に外出するときは使わないような濃い色だが、今日は誰にも会わないので気にしない。
最後にヘアアイロンで髪の毛を整えて完成。
リモートワークをするときのスイッチは、いつもどおり出社するように着替えてメイクをすること。ただし、持ちやナチュラルさを考えるいつものメイクとは違って、少しの遊び心をくわえてみる。例えば、チークやマスカラやリップ、ネイルの色なんかに。
最後にピアスと香水をつけて、身支度は完成。会社から貸与されているノートパソコンのスイッチを入れて仕事モードに入る。
リモートワークで在宅だと、「メイクをしなくていいから楽」という意見を聞く。
私の場合は、リモートでもメイクをするし、スーツではないが仕事用…と言うか、いつでも外に出かけられる服装で仕事をする。
リモート会議でカメラに映るから、という理由だけではない。2年前まですっぴんで仕事に行っていたような人間だ。いまさらすっぴんで外に出ることに全く抵抗はない。私がリモートワークでもメイクをする理由は、メイクをする時間で”仕事モードへの切り替え”を行っているからだ。
リモートだと布団のなかで仕事ができる?パジャマのままでOK?
それはできない。仕事モードに頭が切り替わらないので、効率が悪くなるばかりか、そもそもやる気がでない。
だから私はリモートワークでも普段どおりにメイクをする。
ただし、人には見えないのでちょっと派手目に、挑戦的なメイクをしてみる。一緒に仕事をしている人には私が派手な色のリップや、以上にまつげを盛ったり、髪の毛を巻いてみたりしていることはわからないだろう。
だが、それがいい。
それこそ、リモートワークの楽しみ方であると思う。
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