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エモい文章を書くことを目指しているが、「エモ」とは何なのかよく分かっていない。

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    買ったコスメやメイクについて考えていることを書いた記事をまとめています。

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小さい水彩道具

今年に入ってから急に絵が描きたくなり、ちまりまと画材を揃えている。絵が得意なわけではないが、画材というものまた道具として惹かれるものがある気がするし、カラフルな絵の具を眺めていると癒やされるので嫌いではない。見るだけなのはもちろん好きである。 ヘッダーの絵は、筆者の地元にある神社の境内である。数年前に帰省したときに撮った写真を見ながら描いた。元になった写真はこれで、この写真もまた構図とかが気に入っている一枚である。 絵のはなし昔はペンタブを持っていた筆者だが、それが壊れてか

    • 誰もやっていない事をしたい

      帰宅中の電車で目の前に座っていたスーツ姿の男性(四十代くらい)が、給料明細を生気のない目で眺めていたことを時々思い出す。髪も目と同じように力がなく、スーツもよれよれだったので勝手に同業(IT関係)かなと思った。指輪をしていたので、家族のために遅くまで頑張っていたのだろう。 その時筆者が考えていたのは「このままだと自分もこうなるぞ」だった。当時の筆者は興味のない仕事を遅くまでしていて、メンタルが病んでいたのである。 去年、三年ぶりに転職した。なんだかそれまでの仕事に対して自信

      • ズボラが高い美容液を買う理由

        筆者はズボラである。食事も面倒だし、もちろんスキンケアのアイテム数は少なければ少ないほうが良い。 普段使っているのは化粧水とクリームのみ。 化粧水はネイチャーコンク(朝)と雪肌精のクリアウェルネス(夜)。クリームは適当にドラストで買ったものである。 しかし関東の冬はとりわけ乾燥する、と日本海側出身の筆者は思う。エアコンどうこう以前に降水量が少ないので外の空気はバリバリに乾燥するのである。 そこで、冬の間だけお高い美容液を使って肌の保湿はしつつ面倒なもろもろは省略するという手

        • 冬のオイルフレグランス

          ようやく寒くなってきて、冬が好きな筆者は少しうれしい。寒い時期は香りがよく感じられるので、香水を選ぶのも楽しい。 このフレグランスを記事にするのを忘れていて、しかも暑い時期には使わないのですっかり忘れていた。寒くなってまた思い出して、こうして筆を取っている。 THE PERFUME OIL FACTORY の29番。ローズとお香の甘い香りは、寒い時期に心地よい。 アルコールがなく、オイルを使ったフレグランスなので肌に優しい。揮発もゆっくりで酔いにくいし、拡散しにくいので

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          ブラックダイヤのエタニティリングを買った話

          秋なので、こっくりとした濃い色のジュエリーがほしいなー。今年は転職もしたし。 ということで(?)リングを買いました。 受注生産なので注文して二週間くらいで届きました。 めっちゃ綺麗…。かっこいい…。はぁ。 ブラックダイヤ、誕生石です。4月生まれなので。 ついこの前まで太めのシルバーリングをつけていたのですが、華奢なものを着けたいときとゴツいものを着けたい気分が交互にくるんですね。で、今は華奢なものを着けたい気分。 なにげに、フルエタニティリングって初めてです。高いし、サ

          ブラックダイヤのエタニティリングを買った話

          今月の買ったものたち

          早くも9月が終わろうとしている。 今月もそんなに書くことはないが、せっかくなので今月買ったものを紹介していこうと思う。 アナトメタルのピアスめちゃくちゃかわいい。 ゴールドのフレームにちいさいサファイアが真ん中についている。ゴージャスだけど小さいし肌なじみがいいのでそんなに目立たないが、とにかくかわいいのでお気に入り。 金なのでお値段高めだが、こういうデザインのボディピアスはなかなか見ないので買ってよかったなという気持ち。 シルバーのリング友達に誘われていったイベントで、

          今月の買ったものたち

          普段オリジナル書いてる人間が二次創作をしてみた感想

          ここで何度か書いている通り、筆者は趣味で小説を書いている。しかし、二次創作とはとんと無縁であった。 なぜなら筆者は過激派原作厨という業を背負っており、二次創作との相性はすこぶる悪かったからである。そんな筆者が二次創作にうっかり手を出したのは、たまたま「好きなもの(作品)」と「できること(執筆)」と「やりたいこと(二次創作)」が一致したからだった。 先に結論を書いておく。 楽しかったが、とても大変だった。 多趣味な筆者にとっての「小説を書く」という行為は、いくつかあるアウト

          普段オリジナル書いてる人間が二次創作をしてみた感想

          創作意欲が消えたときの暫定対処方

          せっかくやる気が出ていて筆が乗っていたのに、あとちょっとのところで止まってしまった経験はあるだろうか?筆者はある。めちゃくちゃある。 そういう「あとちょっと」のときの創作意欲を一時的に回復する方法がある。 「憎悪」の感情を飼うことだ。 「憎悪」とは 好きな小説だけどこの表現だけ気に入らない。 あのシーンはない方がよかった。 自分だったらもっと良く書けるのに。 などの「文章の中の苦手ポイント」を筆者は憎悪と呼んでいる。他に的確な名前が思いつかなかった。 他者の作品への憎悪

          創作意欲が消えたときの暫定対処方

          おそらくもっとも万人受けする万年筆

          2023年、誕生日を迎えた数日後。その日は初夏のような陽気であった。 筆者は「Pelikan」の文字とロゴが入った紙袋を手に、意気揚々と丸善を後にした。中にはスーベレーン M400の青縞が入っている。 不慣れな”友達の友達”との飲み会の疲労や、転職活動で荒んだ気持ちを癒すには十分な買い物であった。自分への誕生日プレゼントという言い訳も付けて。 本来はヨドバシ.comのセールで安くなっていたところを狙って買う予定だった。というより、安くなっていることを知って欲しくなったのだ。

          おそらくもっとも万人受けする万年筆

          ペンケースにこだわりの無い人間がイルビゾンテの革製ペンケースを買った話

          革製品の一番の魅力は、やはり経年変化だろう。 筆者は経年変化する文房具がすきなのかもしれない。真鍮のパーツとか、木軸のペンとか、革の手帳カバーとか。 そして、今年新たにヌメ革のペンケースが仲間入りした。 筆者は社会人となってからの大半を、ペンケースを持たない生活をしていた。 仕事はPCで事足りるし、署名なんかで使う黒のボールペンを一本、かばんのポケットに入れているだけで何も困らなかった。 ペンケースの必要性を感じるようになったのはここ1、2年のことである。文具熱が再燃し、

          ペンケースにこだわりの無い人間がイルビゾンテの革製ペンケースを買った話

          ピアス熱の最適解

          長く続いたピアス熱がようやく一旦の落ち着きを見せた。きっかけは、自作のピアスである。 貴和製作所というハンドメイドの材料のお店がある。 そこで素敵なドイツ製のアクリルビーズを見つけた。アクリル製なので大ぶりでも軽く、カラフルでしかも安い。2つセットで200円とかそんな感じ。 試しにいくつか購入し、手持ちの工具で組み合わせてみたらいい感じのピアスができた。 筆者は丸顔なので長いピアスを着けることが多い。そのほうがなんだかしっくりくる気がするので。 だから今回も、複数のビーズ

          ピアス熱の最適解

          ピアス熱、おさまらず

          半年に一回くらいの頻度でくるピアス熱がなかなか収まらないので、ネットや店舗でピアスを見ては時々買っている。ちょっと最近買いすぎなんじゃないかと思っている。 アクセサリー類は一回断捨離したのに、元に戻ったくらいには増えた気がする。しかもピアスばかり。 原因は明確である。 悩みに悩んで買ったピアスが着けられないからだ。理由はまだピアスホールが完成していないから。 着けたかったのはヘッダーのハートのピアス。ピンクゴールドで出来ていて、別アカで使っているペンネームの刻印が入っている

          ピアス熱、おさまらず

          自分の生まれ年に公開された映画、知ってる?

          自分の生まれ年の映画というものは、通常はもちろん記憶にないしそもそも世代が違うので知らない人が多いのではないだろうか。 ちなみに筆者の生まれ年に公開された映画の代表的なものの一つが「ダイハード」(一作目)である。 なぜそんなことを知っているかというと、実家で映画を観ているときに毎回「お前がお腹にいたときにダイハード観に行ったからアクション映画好きに育ったのかなぁ」という話を聞かされているからである。 我が親ながら、決して臨月の妊婦を連れて観に行くような作品ではないと思う。が

          自分の生まれ年に公開された映画、知ってる?

          軟骨に4ヶ所ピアスを開けてわかったこと

          定期的にピアス熱が再燃するので、そのたびに安いピアスを爆買いしている。 普段は決まったピアスをつけっぱなしにしているのだが、ピアス熱が復活しているときはネットで安い店を見つけては5個10個とまとめ買いして耳をジャラジャラにする。まとめ買いしても安いので数千円で収まる。そんなピアスをごちゃごちゃとケースに収納するのもたのしい。 さて今回はピアスの話である。 筆者は耳に8個ピアスがついている。何か機会があるたびに少しずつ増やしていっている。そこで本記事では、軟骨ピアスに興味ある

          軟骨に4ヶ所ピアスを開けてわかったこと

          ゲランという魔法

          使うたびに元気が出て、強くなった気分になるコスメ。 人それぞれあると思うが、わたしにとってそれはゲランのコスメである。 春の陽気になってきた日、久しぶりにゲランカウンターを訪れた。わたしはそれほど上客でもないし、数ヶ月に一回、手持ちのアイテムの中で足りなくなったものを補充する程度である。毎日メイクをする生活でもないので減りは遅い。それでも顔を覚えてくれているBAさんがいるので、いつも決まったコスメカウンターを訪れる。 ゲランでお気に入りのサービスの一つが、ショッパーに好き

          ゲランという魔法

          香水沼という甘美なもの

          身につけるものの中で香水ほど目立たず、しかし人の印象に残るものは他には無いのではないだろうかと思っている。ここ数年、筆者がハマっている沼はいくつかあるが、今回はその中でも「香水沼」について記述していこうと思う。 お気に入りの香りについては既に他の記事で書いているので割愛するとして、今回は香水沼に入って変わったとこととか香水沼の魅力について語ってみようと思う。 香水沼にハマったのは三年ほど前。たまたまデパートで香りを試す機会があり、それが好みだったので買ったのがきっかけだっ

          香水沼という甘美なもの