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エモい文章を書くことを目指しているが、「エモ」とは何なのかよく分かっていない。

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エモい文章を書くことを目指しているが、「エモ」とは何なのかよく分かっていない。

マガジン

  • 香水、フレグランス

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    映画とかゲームとか

  • メイク、コスメ

    買ったコスメやメイクについて考えていることを書いた記事をまとめています。

  • ジュエリー、アクセサリー

    買ったジュエリー、お気に入りのアクセサリーなどについての記事です。

  • 文具、執筆

    文字を書く道具と内容の話

最近の記事

今年は塗香を使おうかなって

数あるフレグランスアイテムの中でも少しマイナーでマニアックな、塗香。 粉末状のお香で、少量を手にとって肌にこすりつけて使うものである。本来はお寺で使う道具のようだがお香屋さんに売っているし、香水と比べるととても安価である。香りもほのかなのでつけやすい……が、もちろんお線香というかお寺の香りになるので好き嫌いはありそうという感想。筆者は好きである。 今使っているのは、松栄堂さんの特上塗香。松栄堂さんに売っている塗香の中で一番高いが、高いといっても2000円くらい。甘い、シナモ

    • 勧められて観た「ルックバック」の話

      SNSで知り合いが絶賛していたのを見て、映画館に足を運んだ。 数年前にジャンププラスで配信されていた漫画を読んだときは、正直あまり刺さらなかった。いい話だなとは思ったものの、それ以上の感想もなかった。同じ作者のチェンソーマンも刺さらなかったし。 ただ、映像化されたルックバックはすごかった。映像になったことでのメリットを存分に活かした表現がとにかく良かった。 「無を活かした表現」がすごい 原作の時点からセリフは多くなく、構図で見せるタイプの作品であったと記憶している。それ

      • &beはいいぞ

        アイシャドウとリップとファンデはデパコス派である。肌に優しく持ちがいいから。しかしブラシはずいぶん前にてきとうに買った安物を使っており、最近それがいい加減に古くなってきたので買い替えようと思った。店頭で見ていて、なんとなく良さそうと思って買ったのが&beのブラシである。 ブラシが良かった &beはパウダーと下地しか使ったことがなかったが、河北裕介さんのYoutubeを時々見ていたので知らないわけではない(Mrs.ユーコが好き。見てると元気になる)。 まあコレも良い機会かと

        • 今年の夏香水、ネロリア ベチバー

          久しぶりに香水を新調した。去年はルラボのテノワールをリピートしたくらいで、新しい香りを試す機会がなかったのだ。 今年の夏はなんとなくアクア アレゴリアの気分で、ゲランに行って試させてもらった。フローラル系かあるいはオーインペリアルもいいな、なんて考えていたのだが、結果的にネロリア ベチバー フォルテ に落ちついた。 明るい黄緑色の香水は、ベチバーからイメージする香りよりも甘みのある爽やかだ。 草の香りが強めで、洗剤とか入浴剤をもっと香り豊かにしたような香水だ。清潔感は間違い

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          15本

        記事

          いつも着けているジュエリーと、その周りの話

          エースリングというものがある。アセクシャルの人が仲間意識?のためにつける指輪なのだが、筆者はブラックダイヤのフルエタニティをこれにしている。半年くらい前に購入記事を書いた、あの指輪である。 定番のリングと、ジェンダーとかLGBT〜とか 筆者がアセクシャルを自認したのは10年くらい前、かもしれない。当時はまだあまりそういう言葉が一般的ではなかったし、それなりに若かったので悩んでいたなぁという遠い記憶がある。 時は流れて、なんだかマイノリティというものが悪用されていると感じる

          いつも着けているジュエリーと、その周りの話

          仕事用ノートにモレスキンを使い始めた

          パソコンを使った仕事をしているが、アナログのノートやメモが欠かせない。 個人的にパソコンは清書を置くものという認識で、その過程の思考やアイデアを出すのは専らアナログのノートの上である。使う道具は気分に合わせて色々だが、たいていA5のノート、そしてボールペンである。 ノートがA5なのは大きさがちょうどいいからである。仕事用のパソコンを置くと机の上はいっぱいなので、大きいノートは使いづらい。しばらくリングノートを使っていたが、最近再びモレスキンのラージサイズに戻ってきた。理由はハ

          仕事用ノートにモレスキンを使い始めた

          最近のこと色々

          仕事に追われて創作から遠のいていた気がしたので、気分転換にと漫画を買った。別にアフィはないがリンクを貼っておこう。 ジャンルは何なんだろう……ミステリー? 作者のTwitterが流れてきて、絵が好みだったので買ってみたらなかなかおもしろくてKindleでまとめ買いしてしまった。 普段読まない系統の作品だったが、読んでいたらなんだか創作意欲が湧いてきた。食わず嫌いは良くないものだ。 絵柄というのは漫画を手に取る動機の一つだし、もちろん漫画の魅力はそれだけではないけども、絵があ

          最近のこと色々

          小さい水彩道具

          今年に入ってから急に絵が描きたくなり、ちまりまと画材を揃えている。絵が得意なわけではないが、画材というものまた道具として惹かれるものがある気がするし、カラフルな絵の具を眺めていると癒やされるので嫌いではない。見るだけなのはもちろん好きである。 ヘッダーの絵は、筆者の地元にある神社の境内である。数年前に帰省したときに撮った写真を見ながら描いた。元になった写真はこれで、この写真もまた構図とかが気に入っている一枚である。 絵のはなし昔はペンタブを持っていた筆者だが、それが壊れてか

          小さい水彩道具

          誰もやっていない事をしたい

          帰宅中の電車で目の前に座っていたスーツ姿の男性(四十代くらい)が、給料明細を生気のない目で眺めていたことを時々思い出す。髪も目と同じように力がなく、スーツもよれよれだったので勝手に同業(IT関係)かなと思った。指輪をしていたので、家族のために遅くまで頑張っていたのだろう。 その時筆者が考えていたのは「このままだと自分もこうなるぞ」だった。当時の筆者は興味のない仕事を遅くまでしていて、メンタルが病んでいたのである。 去年、三年ぶりに転職した。なんだかそれまでの仕事に対して自信

          誰もやっていない事をしたい

          ズボラが高い美容液を買う理由

          筆者はズボラである。食事も面倒だし、もちろんスキンケアのアイテム数は少なければ少ないほうが良い。 普段使っているのは化粧水とクリームのみ。 化粧水はネイチャーコンク(朝)と雪肌精のクリアウェルネス(夜)。クリームは適当にドラストで買ったものである。 しかし関東の冬はとりわけ乾燥する、と日本海側出身の筆者は思う。エアコンどうこう以前に降水量が少ないので外の空気はバリバリに乾燥するのである。 そこで、冬の間だけお高い美容液を使って肌の保湿はしつつ面倒なもろもろは省略するという手

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          冬のオイルフレグランス

          ようやく寒くなってきて、冬が好きな筆者は少しうれしい。寒い時期は香りがよく感じられるので、香水を選ぶのも楽しい。 このフレグランスを記事にするのを忘れていて、しかも暑い時期には使わないのですっかり忘れていた。寒くなってまた思い出して、こうして筆を取っている。 THE PERFUME OIL FACTORY の29番。ローズとお香の甘い香りは、寒い時期に心地よい。 アルコールがなく、オイルを使ったフレグランスなので肌に優しい。揮発もゆっくりで酔いにくいし、拡散しにくいので

          冬のオイルフレグランス

          ブラックダイヤのエタニティリングを買った話

          秋なので、こっくりとした濃い色のジュエリーがほしいなー。今年は転職もしたし。 ということで(?)リングを買いました。 受注生産なので注文して二週間くらいで届きました。 めっちゃ綺麗…。かっこいい…。はぁ。 ブラックダイヤ、誕生石です。4月生まれなので。 ついこの前まで太めのシルバーリングをつけていたのですが、華奢なものを着けたいときとゴツいものを着けたい気分が交互にくるんですね。で、今は華奢なものを着けたい気分。 なにげに、フルエタニティリングって初めてです。高いし、サ

          ブラックダイヤのエタニティリングを買った話

          今月の買ったものたち

          早くも9月が終わろうとしている。 今月もそんなに書くことはないが、せっかくなので今月買ったものを紹介していこうと思う。 アナトメタルのピアスめちゃくちゃかわいい。 ゴールドのフレームにちいさいサファイアが真ん中についている。ゴージャスだけど小さいし肌なじみがいいのでそんなに目立たないが、とにかくかわいいのでお気に入り。 金なのでお値段高めだが、こういうデザインのボディピアスはなかなか見ないので買ってよかったなという気持ち。 シルバーのリング友達に誘われていったイベントで、

          今月の買ったものたち

          普段オリジナル書いてる人間が二次創作をしてみた感想

          ここで何度か書いている通り、筆者は趣味で小説を書いている。しかし、二次創作とはとんと無縁であった。 なぜなら筆者は過激派原作厨という業を背負っており、二次創作との相性はすこぶる悪かったからである。そんな筆者が二次創作にうっかり手を出したのは、たまたま「好きなもの(作品)」と「できること(執筆)」と「やりたいこと(二次創作)」が一致したからだった。 先に結論を書いておく。 楽しかったが、とても大変だった。 多趣味な筆者にとっての「小説を書く」という行為は、いくつかあるアウト

          普段オリジナル書いてる人間が二次創作をしてみた感想

          創作意欲が消えたときの暫定対処方

          せっかくやる気が出ていて筆が乗っていたのに、あとちょっとのところで止まってしまった経験はあるだろうか?筆者はある。めちゃくちゃある。 そういう「あとちょっと」のときの創作意欲を一時的に回復する方法がある。 「憎悪」の感情を飼うことだ。 「憎悪」とは 好きな小説だけどこの表現だけ気に入らない。 あのシーンはない方がよかった。 自分だったらもっと良く書けるのに。 などの「文章の中の苦手ポイント」を筆者は憎悪と呼んでいる。他に的確な名前が思いつかなかった。 他者の作品への憎悪

          創作意欲が消えたときの暫定対処方

          おそらくもっとも万人受けする万年筆

          2023年、誕生日を迎えた数日後。その日は初夏のような陽気であった。 筆者は「Pelikan」の文字とロゴが入った紙袋を手に、意気揚々と丸善を後にした。中にはスーベレーン M400の青縞が入っている。 不慣れな”友達の友達”との飲み会の疲労や、転職活動で荒んだ気持ちを癒すには十分な買い物であった。自分への誕生日プレゼントという言い訳も付けて。 本来はヨドバシ.comのセールで安くなっていたところを狙って買う予定だった。というより、安くなっていることを知って欲しくなったのだ。

          おそらくもっとも万人受けする万年筆