7月5日 外への発信が観光客を呼ぶ
7月5日ですね。
昨日まで釧路と倶知安にいました。
この両都市はそれぞれが魅力的です。
釧路は、街をどうにかしなければ、という人々の熱意が高い場所です。釧路湿原をはじめとした観光資源も豊かです。
対する倶知安も羊蹄山やニセコ連峰を擁しています。また、お隣の蘭越町や黒松内町は私が想像するよりも広がりがあり、ザ・北海道と言える景色に恵まれました。
倶知安の場合、インバウンドの恩恵をとても多く受けていると感じました。街を歩いていても、国外から来られた方の姿をちらほらと見かけます。これは釧路だけではなく、他の国内の観光地と比べても群を抜いていると感じました。
倶知安の冬場はこんなもんじゃないそうです。国外からの人々で街は相当にごった返すそうです。
なぜ、ニセコだけこういう盛り上がりを見せたのか。これ、夜に酒食を共にした方にも聞いたのですが、謎です。
日本の他の場所には、倶知安に負けずとも劣らない場所はあります。
山が聳え、景色が綺麗でスキーができる場所が。
ところがなぜか、ニセコだけが国外から熱い視線を浴びています。
これはやはり国外から来た先駆者がインフルエンサーとして広めた功績が大きいと思います。
ニセコ地域は日本の中でも間違いなくインバウンドについての先駆地域でしょう。
その分、相場も高騰しているそうです。地価も家賃も人件費も。
話を聞いていると、日本人としての感覚とは大きく隔たっているようです。
冬場は一泊300万の部屋も埋まってしまうのだとか。
日本の相場は円安の影響も加えると、国外からは安いと感じられるようです。
というより、本当に日本は今、国外からは安い国になってしまったのだと痛切に感じました。
その一方で、日本は自然や文化という武器があります。
適切に発信すれば、きちんと観光客や移住者となって返ってくる。
適切な発信とは、CLS道東がその見本です。
倶知安は今、すでに観光地としての立場を確立しました。
が、釧路もこれから伸びていくはずと感じています。
ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。