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10月14日 メタバースの可能性を考える

10月14日ですね。

昨晩はkintone Café メタバース Vol.1でした。

メタバース上でkintone Caféを行ってしまう。こんなことができるようになりました。

また一つ、私たちはリアルの束縛から解き放たれたように思います。

私のスライドにも書きましたが、メタバース上では内職ができません。Zoomであれば可能な、セミナーを聞く間に裏で別の作業を進めることはできないのです。例えば私は今回のkintone Caféの間に一度もTwitterで呟けませんでした。

それだけ、メタバースの没入感と臨場感がすごいということです。

Zoomやその他のオンライン会議ツールではどうしても得られないリアルでの当事者感や現場感。

皆さんもおっしゃっていましたが、メタバースが会議や勉強会に使える事は間違い無いでしょうね。

もちろん課題はあります。中でもデバイスの問題は大きいでしょう。ゴーグルの充電の持ちの問題、重心によるズレ。視力の悪い方が見にくい。など。

私はOculus Quest 2を四万円ほどで買いましたが、今、さらに価格は上がっているようです。一昨日に発表されたOculus Quest Proの上位機種であるMeta Quest Proは 22万以上するようです。この価格設定も普及を妨げるでしょう。さらに上に挙げたデバイスの問題も含めると、積極的に購入する意欲はどこまで伸ばせるか。

また、連携キーボードが限られているため、メタバースの中で入力などができないこと。それは議事録の作成を困難にします。メタバース内で録画する技術や運用がまだ未整備であることを含め、メタバース上の会議を行う上で考えるべき点はまだありそうです。

ですが、最も大きな問題は、そもそもリアルの出社を止めさせ、Zoomなとのツールを止めさせるほどの力がまだメタバースにはないということです。もちろん、充分な代替にはなりますが。リアルの補完でしかありません。

可能性があるとすれば、私のスライドで書いた通り、現実を拡張する可能性です。視界の360度をフルにディスプレイとして使い、図面やイラストを一目で見られる。また、現実を3D化し、そこにデータで作ったことをマッピングし、本来脳内で考えることを認識しやすく出来ること。これはリアルの場では絶対にできないことです。

この部分を訴求すれば、リアルよりメタバースの方が選ばれるでしょう。

みなさんに共通しているのは、通勤の疲弊が嫌だとうことです。通勤には戻りたくないというモチベーション。私もこれには大いに賛同します。

今朝もまた、朝からの通勤が必要になり、しかも雨の渋滞に巻き込まれた今では。

私も、先日のkintone Caféのレポートを書いています。もう少しこの点を突っ込んで。メタバースがより選ばれるためにはどうすれば良いか。その考察は、これから絶対に必要になってくると思うので。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。