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10月7日 リモートワークの難点を考える

10月7日ですね。


昨日は、兵庫の実家にいながら、メタバース上で打ち合わせをしました。神奈川の方と岡山の方と。
案件の打ち合わせも愛知の方としました。東京の方や神奈川の方と。もちろん大阪の方とも。
北海道にいる間も、知床から弊社のメンバーと打ち合わせましたし、高知の方とも打ち合わせしました。


もう、今のIT技術を使えば場所の制約はほとんどないと言って良いでしょう。仮想空間だろうが、海外・日本であろうが関係ありません。


今、ビジネスを遂行する上でオンラインに支障があるとすれば三つほど挙げられそうです。

1つは図面やビジュアルなどの細かい確認がオンラインではやりにくいこと。もう1つは進捗確認や出席確認などの統制をどう取るか。3つ目は、場所の移動と言うバッファの時間がなくなったこと。


1つ目については、弊社はデザイン関係は一切取り扱わない業務に特化しています。細かいデザイン上の確認も不要です。

今のリモートツールを使えばオンラインでも確認は可能ですし、細かい部分も共有で確認しあえます。が、細かいニュアンスなどデザインや図面上の確認は、リアルで話した方が効率が上がりますね。

2つ目については、今の弊社の課題です。

今の弊社の人数であれば、信頼関係だけでまだやれなくもないです。が、もう少し人数が増えたら、統制の取り方は考えなければならないでしょうね。常時顔が見えるようなリモートワーク用のツールもあり、その検討も含めて考えなければなりません。


3つ目については、リモートワークが生み出した思わぬ副作用といえます。以前は打ち合わせといえば移動が付き物で、移動中に考えをまとめる時間がありました。今は切れ目なく打ち合わせが入るので、その時間がありません。時間と空間をツールが埋めてくれた代わりに、私たちはその時間も休みなく働かなければなりません。


今、私は実家にいて、仕事の合間に歴史を扱ったノンフィクションや小説を読んでいます。

そこで描かれているのは、誰かに会いに行がなければコミュニケーションが成り立たない古き良き営みです。その時間と空間のギャップは、歴史の中で無数のドラマを作り上げてきました。リアルのコミュニケーションにはリアルのコミュニケーションの良さがあるのは当然です。


ですが、今のビジネス業界でそのようなやり方をとっていると、10年ももたないでしょう。

私もその釣り合いをとりながら、どちらか一方にだけ偏ることはやめ、より良い体制を築いていかなければと思っています。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。