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5月27日 開発者に求められる事は何か

5月27日ですね。

昨日のスマレジアプリコンテストの授賞式でした。そこに出席してみて、まだまだ世の中にはシステム化の要望や、システム化できる業務が多くあることを感じました。

無数の会社、いくつもの業界にシステム化の余地がのこされており、技術者に課された期待は大きいな、と。


その分、やるべき仕事もまだまだ多いはず。受けられる案件もたくさんあるはず。

そうした案件を一つずつこなしていけば、弊社の存続は可能だと思います。


ただし、システム構築はkintoneの力を借りるだけでは終わりません。全体の中で適したシステムをどのように組み合わせるのが良いか。それは簡単な作業ではありません。

むしろ、今までよりもシステム会社にとっては知恵を振り絞るべき箇所が明確になった分、これからは大変になってくるのかもしれません。

ここを読み違えると途端に苦しくなると思います。


kintoneを使えば仕事が楽になる。それはユーザー様にとっての話です。

システム会社にとっては、kintoneはあくまでも手段の一つ。そのため、kintoneを担いでさえいれば楽して儲けられる。そう考えるのは違うと思います。


kintoneのアプリのフィールドはある程度経験を積み、データの連携を理解したユーザー様であれば簡単に作れます。

私たちがやるべきは、アプリの作成代行ではありません。もちろん、アプリ程度であれば、商談の場で持ち帰らずにその場で回答できるものは回答するべきでしょう。その場で実現させられれば、ユーザー様の満足度は増します。


ですが、私たちは技術者です。そうであれば、私たちはアプリ間の連携やデータの持ち方、他のSaaS/PaaSの部分の連携も含めて、もっともお客さまのビジネスにとって有望なのはなにかを考え、提案するのがミッションです。


世の中にはどのようなSaaS/PaaSがあり、その連携のやり方はどうするか。お客様のビジネスに適したものはどれで、kintoneはその中でどういう役割が適しているか。プラグインの機能に精通し、できることとできないことと費用対効果を勘案して提案しなければなりません。もし、プラグインを検討しても、お客様の状況やご要望に合わなければ自社でJavaScriptを開発する。

こうしたことを迅速に考えられるようにならなければ。

考えること、学ぶべきことはまだまだたくさんあります。

今回の受賞に慢心せず、引き続き脳内の汗を搾り出さなければ。

よろしくお願いします。

ありがとうございます。 弊社としても皆様のお役に立てるよう、今後も活動を行っていこうと思います。